こんにちは。元インターンのゆきこです。
ついに、インターンとして最後のブログまでたどり着きました!
インターンが終わってはや1ヶ月以上!光陰矢の如しとはまさに!
獅子舞に噛んでいただいたこともあり、京都に戻ってからも元気にやっています。
すでに女川が恋しいですが、京都や東京に行って女川で出逢った方たちとまた会ったり、Facebookで女川の方たちの近況が垣間見れるのもとても嬉しい瞬間です!
さてさて、最後のブログで書きたかったこと、それが “約半年間のインターン生活で感じた女川の魅力” です。
女川に来た次の日に書いたブログにはこんなことが書いてありました。
「今回のインターンでは、どうすれば女川町のような持続可能なまちづくりができるのか、ただ観光で訪れるだけでは分からない裏側まで、実際に住んでみてのぞきたいなと思っています」
http://onagawa-kikkake.jp/post-8938/
ちなみに、当初は約4ヶ月のインターンと言っていますが、もっと女川に居たいと延長させていただき半年弱になりました。
延長した半年弱の期間で裏側までのぞくことができたのか、
結果から言うとのぞけたし、のぞけなかったと思っています。
その “のぞけたこと” が前回の復幸祭についてのブログからつながっています。
その記事では、今回 “私が感じた女川の魅力” を書くうえでのカギになるとほのめかしていたことがあります。
それがこの2つ
①町の人たちに商売のできる環境を提供したい
②一緒に飲める仲間が欲しかった
では順番に、また2つを絡めながらお話していきます。
まずは
①町の人たちに商売のできる環境を提供したい
起業家や経営者の方が多く、そんな方たちと気軽に出逢える場所として有名?!な女川町。
私もインターン期間中、たくさんの起業家や経営者の方たちと愉しい時間をご一緒させていただきました!
そんな起業家や経営者の方たちとお話ししていて気づいたのが、自分のことだけを考えない人たちが多いということです。
自分の会社や家族のためだけでなく、仲間のため、町のため、みんなで幸せになるためにはどうすればいいのかを考えておられます。
特に、町のためにどうすればいいか、それが町全体で共通言語になっている気がします。
前回の記事から続き復幸祭を例に挙げても、初代復幸祭実行委員長の淳さんは自分の商売がうまくいけばそれでいいとは思われませんでした。町のために何ができるか考えて、行動された。だから復幸祭というお祭りを使い、個人規模からこんなに大きな、町全体を巻き込むようなお祭りになったのだと思っています。
(復幸祭広報部隊の打ち上げで町長、山田さんと偶然お会いした時の写真)
続いては
②一緒に飲める仲間が欲しかった
女川に来たことがある方は、女川の魅力はなに?と聞かれたら、 「人」という答えが上位にきませんか?
私も「女川の魅力はなに?」と聞かれると、「人が素敵なんよ〜」と答えています。
でも、答えながらいつも「人」ってすごく抽象的でありきたりな気がするなと思っていました。
どんな人たちが、どう素敵なのか、今なら自分の言葉で紡げる気がします。
それが、「人が好きな人たちが、かっこ悪くても大丈夫だとその人自身を受け入れている」
ここで間違ってはいけないのは、少なくとも①で書いたの町のためにという共通言語を理解している方たちのかっこ悪ささえ受け入れるということであり、誰でもかんでもどんとこいという訳ではないと思います。
女川に来たら、昼の観光だけでなく夜もたのしい!というのも有名だと思います。
そんな夜の舞台であるお酒の場に行くと、酔っ払っている方、寝ちゃっている方もおられます。
でも、「〇〇寝ちゃったね、送っていくね!」
そんな声が自然と出ます。
しょうがなく処理する、ではなく、お互い様だよね〜なんて声が聞こえそうなぐらいに。そもそも、私たちが想像する “居酒屋” とは全く違う空間!
まさに、町が1つのコミュニティになっています。みなさん、親戚でもなく、違う仕事をしてる、年齢もバラバラでただ一緒の町に住んでいる住人なのに、「今日はこんなことがあったんだ」と話す家族のようで、「こんなことをやりたいと思っているんだ」と話す同僚のようで、「最近悩みがあってさ〜」と話す友達のようなんです!
ちなみに、みなさんいくらお酒を飲んでも次の日にはしっかり働いておられます。
こんな町だから、私はこれからもずっと女川ファンで、そして過去のブログにも書いたようにファンだけでなく、いつか女川の大好きな人たちが対等に話してもいいと思ってくださり、そしてなにかを一緒につくりあげて女川に還元できるようになることが1つの目標です!
ずっとずっと前からこの光景が広がっていたのではないかと思うような “みんなで一緒にお酒を飲む場” =みんなのためのコミュニティ。
その場を私の拙い語彙力でうまく言葉にするのはやっぱりすーごく難しくて…
ぜひ私の文章だけでは伝わらないものを、自分の五感で感じていただくためにも、お酒が飲めなくても、一度だけでもその場に行って、雰囲気を感じていただきたいです!人見知りの方は私と一緒に行きましょう〜!
(復幸男当日に撮っていただいた、実行委員長と女川のお姉さんとの写真)
女川に住んでみて、女川こそが理想の町で、みんな女川を真似すべき、なんて思っているわけではありません。
ただ、復興のトップランナーといわれる女川町からの学びはまちづくり、コミュニティビルディング、そしてレジリエンスとたくさんでした。なにより、 “私はどう生きたいのか” を考える時間、事例を得ました。
これからは「田舎だから遅れている」、「都会こそが先進地」とはならない時代がやってくる、もうやってきているはずです。
その上で、女川町は日本の中でもかなり群を抜いた課題解決先進地だなと思っています。
ついに今回で、インターンとしての投稿は終わりにさせていただきます。
まさか、インターンが終わってから1ヶ月以上もかかって振り返ることになるなんて!相変わらず、のんびりで失礼しました。
いつもより長い記事をここまで読んでくださりありがとうございます。
町のみなさんをはじめとして、インターン期間中に関わってくださった町内外のみなさん、アスヘノキボウのスタッフ、ほんとにたくさんの方のおかげでこんなに充実した半年を過ごせました!
改めまして、とっても幸せなインターンの期間をありがとうございました!
そして、また女川で!
(後藤さんは髪の毛しか映ってない、ごめんなさい!アスヘノキボウのみなさんとの写真集合)
(散歩中にCamassに立ち寄ってくれ、癒されていたこてつとの写真)
(いろんな大学生とも関わらせていただきました!お試し移住者のみなさんと山登りをした時の写真)
(たくさん話した!とっても頼りになる年下だけど先輩のべりーなと!
出勤最終日のランチはゆうすけさんにご馳走になりマグロ丼をいただきました!)
投稿者プロフィール
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京都外国語大学 国際教養学科4回生です。
ふらーっと旅に出ること、カフェでコーヒーを飲みながらゆっくりのんびりすることが好きです。
2018年10月〜2019年3月、8月〜9月までインターンをさせていただきました。
女川ラバーの1人です。
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