この5日間を振り返ると、最初は知らない人たちの中で過ごすことにかなり緊張していたと思います。でも、OSTやさまざまなワークを重ねる中で、少しずつみんなと打ち解けていき、気づけばもう最終日になっていました。始まる前は長く感じていた5日間も、今振り返ると本当に一瞬だったように感じます。
最終日は自由時間で、当日のギリギリまで何をするか迷っていました。私は、自分の中にいる「お調子者の子を大事にする」ということを考え、「とにかくはしゃいでみる」という目標を立てて外に出ました。
最初は、はしゃぐとは何をすればいいのか分からず、とりあえず走ってみたり、海の見える端まで行ってみたりしました。その後、暑かったので「小さな珈琲屋さんGEN」というお店に入りました。そこでマスターに自分から話しかけ、進路について相談しました。また、マスターの奥さんや、その場にいたお客さんとも世間話をしました。頼んだケーキも美味しかったです。皆さん親切で、温かい雰囲気で迎え入れてくださり、とても嬉しかったです。
さらに、進路について話したときには、マスターから将来のことを応援していただき、少し勇気が出ました。普段の自分なら入らなかったかもしれないお店で、初めて会った方々と話し、自分の将来まで応援していただけたことが、とても特別に感じられました。
普段の私なら、初めて会った人に自分から話しかけることに怖気付いて、諦めていたと思います。でも今回は、すれ違う人に挨拶をしたり、お店の人たちと話したりすることができました。いつもと違う自分に出会える、とても貴重な機会をいただけたと思います。
何か特別に大きなことをしたわけではありませんが、「はしゃごう」と思えたことが私にとってすごく価値のあることだったと思います。この経験は、女川から帰ってきても忘れたくないと思いました。
また、女川で実際に暮らしている方々のお話や、震災について学ぶプログラムもとても印象に残っています。なかなか聞けない貴重なお話を目の前でお話していただいたことで、今までは身近に感じられなかったお話に入り込んで聞くことができました。
この5日間では、いつもと同じように生活していたら出会わなかった人たちとずっと一緒にいて、振り返ってみると、とても不思議な時間だったと感じています。
普段なら話さなかったような人と話し、普段なら考えなかったようなことを考え、普段ならしなかったような行動もしました。今はまだ、この5日間で得たものをすべて言葉にすることはできません。女川から帰ったあとも、ふとした時に「あの5日間は何だったんだろう」と考えることがあると思います。
でも、はっきり説明できないことも含めて、この不思議な時間を過ごせたことが良かったと思っています。ここで出会った人や聞いた話、考えたこと、挑戦したことは、絶対にこれから私の力になっていくのだと思っています。
本当にたくさん思い出ができたので、また女川に来たいと思いました。
この5日間を一緒に過ごしてくださった皆さん、そして温かく迎えてくださった女川の皆さん、本当にありがとうございました!
女川、本当にありがとうございました!




