女川に来てから、早くも1か月半が経ちました。
こちらでの暮らしを始めてから、以前よりも「幸せだな」と感じる瞬間が増えたように思います。それは特別な出来事ではなく、日常の中にある本当に小さな出来事です。
シェアハウスからインターン先へ向かう道中には、毎日通る場所があります。そこには笹が生えていて、最初は「たけのこみたいでかわいいな」と思う程度でした。
けれど、毎日その前を通るうちに、笹は少しずつ背を伸ばしていき、最初は奥の木々まで見えていた景色も、今では笹が一面を覆い、その姿はすっかり見えなくなっています。
毎日少しずつ成長していく笹を見ていると、まるで子どもの成長を見守っているような気持ちになります。昨日と今日ではほとんど変わらないのに、気づけばこんなにも大きくなっている。その変化が愛おしく、自然と足を止めて眺めてしまいます。
これまでの僕なら、そんな自然の変化にはきっと気づかなかったと思います。でも女川で暮らすようになってからは、自然が少しずつ変わっていく様子に目を向けられるようになりました。





