【女川マーサ4日目】偶然の出会いがたくさん

【女川マーサ4日目】偶然の出会いがたくさん

長野県からお試し移住中の学生マーサです!今日はお試し移住4日目。今日もいろんな経験があったのでシェアしていきます~!

女川原子力PRセンターへ

女川に…?原子力発電所…?初耳ですけど。最初の心の声がこちらです。

海なし県の長野には原子力発電所は無縁の存在。震災による福島の第一原発事故のイメージが唯一の知識という、恥ずかしながら電気を生み出すなんだかリスクのある場所としか把握してない状態での入り口でした。

東日本大震災当時、女川の原子力発電所は、福島の原子力発電所よりも震源地から近かったけれども、損傷がほとんどなかった施設。当時は避難所としても使用されたようで、町の人を守る場所でもあったようです。

震災や津波への対策はもちろん、そもそも原子力って?どうやって電気を生み出してるの?という疑問が一気に解決した日でした。

この年齢で大人になってきたからこそ理解できた話だったなと思いつつ。世の中の原子力発電に対して、薄い知識でしかニュースに向き合えてこなかったので、しっかり見るべき事実や理解が深まるのはとても良い経験になりました。

女川のかまぼこは高政!

宮城に限らず海の近くの地域には海産物の有名なものが多いのですが、女川では「高政」というかまぼこ屋さんが有名です。

駅前にもお店が構えられ、女川で約85年続く老舗のお店です。この日は実際にかまぼこを自分で焼きつつ、わさび塩をかけていただきました!

ふわふわ、あつあつ、もちもち!

震災復興にむけて女川復興協会の設立の旗振り役となったのは、当時商工会会長であり蒲鉾本舗 高政の会長、高橋正典さんでした。「還暦以上は口を出さない」まちづくりを宣言したのも高橋さんです。

高政は歴史あるというだけではなく、女川に根付き、周りの商工会や町全体をも支える存在であったことがわかります。また長野に変えるときには、ここのかまぼこをお土産に買いたいところ。

コンパクトな飲み屋街女川

日曜日の夜、明日は平日だし特に町の人もいないかしら…と、ふらっと寄ったお店で、2日目に出会った方(女川で商業を営む社長さん)と再会!

一緒に飲もうと誘っていただき、2軒目に行きました。どんどん町民の皆さんをつなげてくれて、最終的にはお店の店主さんとも一緒にお酒を。

女川出身で、震災後約10年振りに女川に帰ってきた「ぶんさん」

昨年女川にお店を移転された「焼き鳥ぶんぶん 中華杜華」。ぶんさんは焼き鳥を焼いて、中国出身の奥様は中華を振る舞います。もう少しで時期が終わってしまう冷やし中華を〆に出してくれました!

女川の町民の皆さんと飲んでいると、みなさん入ってくる人にどんどん挨拶をして話しかけて。コンパクトな町で飲み屋も駅前に集約されているため、皆さん知り合いになってしまうようです。

明日はここで…明後日はここで…と、すでに沢山お誘いをいただきました。ありがたいことですね。

私の特技は、人の懐に入ることだと自負しております…!明日も明後日もどんどん女川の人とのつながりを広げることができますように。

 

 

投稿者プロフィール

工藤茉紗美
工藤茉紗美
長野の箱入り娘 まーさ(Kudo Masami)
海なし県の長野県長野市生まれ・育ち。信州大学教職大学院1年。第一種小学校・特別支援教員免許保持。好きなことは新しい人に出会うこと、自分の知らない環境に飛び込むこと。ダンスとヨガをします。ラーメンは週2で食べるほど愛してます。新聞が好きです。
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