「みちのく潮風トレイル」通行止め地点を偵察しました

「みちのく潮風トレイル」通行止め地点を偵察しました

今回、私がお試し移住に参加した目的の一つに、
みちのく潮風トレイルを歩くハイカーのお手伝いが少しでもできたら。という気持ちがあります。
女川周辺には、ちょっとした不便があります。
それは、万石浦沿いの道路工事による通行止めです。

トレイルを北から南(八戸→相馬)へと歩く場合、
石投山から下山して、女川の中心部を通り、小乗浜から大六天山に登り、
針の浜へ降りて、万石浦沿いを通って、県道2号に入り、蛤浜へと抜けていきます。

石投山から大六天山までは、何の問題もなく、楽しく歩けます。
問題は、その先にあります。

上の写真は、大六天山から下山して、針の浜集落に出るところです。
この辺りは古いおうちが多くて、太平洋側とは違う雰囲気がありますね。
そして針浜海岸に出たところで、通行止めのサインがあります。

現状では、南下するハイカーはここで回れ右してルートに背を向けて進み、
浦宿駅からJR石巻線に乗って渡波駅まで迂回し、万石橋を渡ってルートに合流しています。
仕方ないけど、とてもめんどくさい…。

でも今日は祝日。工事もやっていないので、
行けるところまで歩いて、今の様子を偵察することにしました。

万石浦の風景は、外海と違ってとても穏やかで素敵なところでした。
私の故郷の瀬戸内海に少し似ていて、気に入りました。
開通すれば、みちのく潮風トレイルの中でも貴重な夕陽スポットになるはずです。
早く工事が終わって、ここを歩けるようになるといいな。と心から思いました。

工事はかなり進んでいるようで、新しい立派な道路ができています。
行き止まり地点は、個人のお宅の前のようですね。

とうとう着きました。
こちらにお住まいの方は、工事中どうやって通行されていたのでしょう。
ちょっと聞いてみたいけれど、またの機会にしましょう。

ここから国道2号までは、ほんの少しです。
ということは、道路の完成までもあと少しなのかな。

通行可能になればハイカーの流れが変わり、宿泊地点も変わります。
どうしたらもっと歩きやすくなるんだろう…

自分の頭の中だけで考えても何も生み出せないので、
お酒の力を借りに行きました。
女川でビールといえば「ガル屋」さんですよね。

お客様は、なんと地元の方ばかり。3連休の最終日だからでしょうか。
にぎやかさが足りなくて少々寂しさはありますが、
美味しいビールと、皆様とのおしゃべりで癒されました。

今夜も、いい夜でした。

投稿者プロフィール

地現葉子
地現葉子
広島県生まれ、現在は東京都在住の写真家、長距離ハイカー。
2018年より「みちのく潮風トレイル」を歩き始めたことがきっかけで、少しずつ三陸関係のお仕事をいただくようになり、親近感を持つようになりました。
最近は東京を離れて暮らすことを考えていて、特に若者が元気な女川町に興味を持ち、このたびお試し移住に挑戦することにしました。
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