みちのく潮風トレイル

みちのく潮風トレイル

環境省からのサポートにより完成した東北の太平洋沿岸を継がぬロングトレイル「みちのく潮風トレイル」、これには女川町ルートがあるということで、登録されている石投山(標高456m、女川町最高峰)に登ってみることにしました。

・みちのく潮風トレイル
http://tohoku.env.go.jp/mct/

 

石投山だけをストレートに目指して行く石投山ルートの場合、舗装路も多くすぐ終わってしまうので、まずは黒森山(401m)に登り、雄勝峠(404m)を経由して林道を北上し、硯上山(標高520m)を登ってから、縦走して石投山を目指すことにしました。

黒森山は運動公園ルートで登り、黒森山の頂上からは、女川駅に降りるルートの正反対の、北に向かうルート(道案内標識無し)をくだります。少し下った後は、車も通れるような幅の広いゆるやかな林道がずっと続いているので、標高があることもあり涼しく気持ちよく走れます。

雄勝峠と硯上山に向かう道には、石巻登山マラソンという大会のコースになっている様で、大会の道案内標識がたくさんあり、迷う心配なく進めました。
ちなみに硯上山(けんじょうさん)の名前の由来は、この雄勝近隣では良質の硯(すずり)の材料が採れるので伊達家に献上していたことから、献上→硯上となったそうです。

硯上山の山頂は、大きな鉄塔が立っていたり、ベンチがある広い原っぱになっていて、人工的な感じがしますが、反面、車で近くまで来れて気軽に頂上でお弁当を食べたりピクニック気分で訪れるには良さそうです。

石投山は、ちょっと急勾配な箇所もありますが、山々の稜線を縦走する感じがして、この標高でもきちんと登山気分が味わえます。

 

この石投山の山頂から、試しに石を投げてみました。すずり石の様な真っ黒い石です。
するとどうでしょう、突然ざわざわと木々が揺れ強い風が吹き始めます。
突風に危うく帽子を吹き飛ばされそうになりながら、目を凝らすと、美しい女性の顔をしたイタチが現れました。
(以上妄想です)

写真は、雄勝町の山間道で見た、車にひかれたイタチ

コースは約21kmで5時間近くかかりましたが、良い運動になりました。

お試し移住オリエンテーションの時に「おながわトレイルマップ」を頂いて、黒森山と石投山だけでなく、大六天山とさらに船で出島に渡って出島トレイルを一周してみようと思っていましたが、残念ながら出島渡航はスケジュールが合わず断念。またいつか、女川本土と出島を繋げる橋が開通した後に、訪れてみたいと思います。

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