ビンゴと旅人

GWに女川にお試し移住者が来た。ラーニングジャーニー（LJ）という、さとのば大学とその連携地域を知ってもらうためのプログラムだ。
4泊5日で女川を観光し、アスヘノキボウさんとさとのば大学の学生がLJ生をサポートする。
と言っても、僕たちさとのば生もまだ女川に来たばかり。半分は自分たちの観光でもあった。
1日目の5/3はさとのば生が白川神社の祭りに参加。僕は御輿を担いでヘトヘトになった後でガル屋さんでビールを引っ掛けてからLJ生と初対面。
LJ生は高校生２人と大学生２人の計４人。全員が僕が移住したときに持っていったものより大きなスーツケースで来ていてビックリ。
…とまぁ、こんな感じで書こうと思ったけど、それだと長くなりすぎるし、他のさとのば生が書いてくれてる。僕は違うアプローチをすることにした。
GW中、さとのば大学では「フィールドビンゴ」を完成させる、という宿題が出ていた。これは地域の名所や観光スポットをビンゴのマスにしたもので、地域の資源を頑張って見つける事が目的だ。
LJ生たちと観光しつつ、ビンゴのマスにできそうなものを探していた。特にLJ生と自分の違いを発見したのは４日目にLJ生３人と僕で石巻へ行った時だ。
僕は石巻線も観光資源と捉えているため、久々の電車での移動を楽しもうと思ったのだが、LJ生は車窓も電車も見ていない。石巻市の観光情報をスマホで調べているからだ。
「価値観の違い」で済ませてしまえばそれで終わりだが、それはもったいない気がした。フィールドビンゴの目的はここにあるのだから。
そんなこんなで、自分なりの「さとのばフィールドビンゴIN女川」が出来上がった。
でも、コレで完成じゃない。まだ季節の祭りも海のレジャーも山のトレッキングもしてない!海鮮丼も一回しか食べてないし、町の人のことも全然知らない!

まだまだ知らないことだらけの女川。漫然と過ごしていてはいけないと再確認。