女川に来てやりたいこととして、かなり上位に「自炊」があった。ご飯を作ることができるというのは本当に大事な能力だと思う。将来必要じゃなくなることなんてないし、おいしいご飯を作ることができれば、生活の格というものが何段階でも変わりうる。自分は恥ずかしながら、一人暮らしをしているのにも関わらず、食事つきの寮に入るなどして自炊から尽く逃げてきたので、その能力が皆無でした。今年こそは自炊するよーと言い続けて早3年。このままではさすがにまずいと、心に決めたのです。女川では外食に頼らない、と。
最初のころはシーパルピアのおいしそうなお店たちの誘惑に抗えず、結構外食を楽しんでしまいましたが、特に1人になったあたりの一週間はかなり自炊をがんばった。もし失敗しても誰の迷惑にもならないので、思う存分挑戦できた。にくじゃが、ハンバーグ、かつおのたたき。名前のついてなさそうな炒め物のバリエーションも結構獲得した。母にレシピを聞いてチャレンジするのも楽しかった。「おふくろの味」ちゅうもんをしっかりと引き継いでいきたい。






