女川への愛を深めに来ました(お試し移住Day 1)

女川への愛を深めに来ました(お試し移住Day 1)

【目次】

①1日の流れ

②どうして女川?

③今日のハイライト

④明日の「夢」


【1日の流れ】

10:12→東京駅発(新幹線)

12:26→仙台駅着(新幹線)

14:46→石巻経由で女川駅着!

15:00→オリエンテーション開始

17:52→女川駅発、浦宿駅にあるシェアハウスへ向かう

18:20→シェアハウスで荷物を下ろしてから、女川駅に夜ご飯を食べに戻る!

22:30→女川駅からシェアハウスまで徒歩で移動・ゆったり散歩


【どうして女川?】

本日のタイトル通り、「女川への愛を深めに来ました」。

もともと女川のことはHLABというサマースクールを提供している非営利団体を通して知りました。私は東京で開催しているプログラムを担当しましたが、2018年8月の終わりに女川のプログラムに関わっていた1人の男の子に出会いました。

茶髪で、髪の毛がくるくるで、アロハシャツを着ていて、チャラそうで。

「こんなガキと話すことなんかない!」と瞬時に思いましたが、何らかのきっかけで会話に至り、気がついたら朝6時までずっと彼の女川に対する熱い想いをずっと聞かされていました。彼から女川とはどういう場所なのか、どういう人たちがいるのか、サマースクールを通してどういう学びがあったのか、彼自身が女川で何を成し遂げたいのか。正直、私は胸を打たれました。

茶髪で、髪の毛がくるくるで、アロハシャツを着ていて、チャラそうでも、1つの場所に対してこんなに愛を持つことができるのかと。だったら彼の語る「」という場所に自分で足を運んでみたい、そう思いました。

私がこの平成最後のゴールデンウィークを使ってお試し移住プログラムに参加している経緯を遡れば、この1人の男の子の1つの場所に対する情熱にたどり着くでしょう。

【今日のハイライト】

今日のハイライトを説明するためには、この男の子の成長について少し話さなければなりません。

2019年4月29日現在:あの男の子は今でも茶髪で、髪の毛は今でもくるくるで、アロハシャツは着ていなくてもチャラそうな感じはまだ抜けません。しかし、8ヶ月前から一番大きく変わったのは、彼の女川に対する熱い想いがより一層深まっていることです。

一度シェアハウスで荷物を置いたらみんなでガル屋に集合、という話でした。

私が少し遅れて到着した頃には、みんな賑わっていました。ここからが今日のハイライトの瞬間です。

お店に入って部屋を見渡すと、あの男の子が女川町で活動している方々、そして女川町に遊びに来ている方々の中心で堂々と話を繰り広げていました。彼はサマースクールの女川の運営委員のリーダーとなり(女川実行委員長)、女川には十数回足を運んでいます。東京で一緒に仕事をしている中で、彼がどれほど女川に来ているか、どれほど女川にコミットしているかを知っているつもりでした。しかし、私は実は何も知らなかったのです。

「これは本当にあのガキなのか」と目を疑うほどでした。もちろん、コンタクトを入れている私の目の視力は2.0であり、本当にあの男の子は今や女川町で活動している方々の信頼を得ており、女川町に遊びに来た方々から憧れの眼差しを向けられていました。少なくとも、私は彼に憧れの眼差しを向けていました。

およそ一年前、彼が徹夜までして語ってくれた女川に対しての熱い想いがこういう風に確実に形になっていると思うと、少しくすぐったい気持ちになります。そして、彼の活躍している姿を見ることができて、これ以上のことはないと思いました。1日目で早速お腹いっぱいになった気持ちです。

お腹いっぱいと言えば、夜ご飯に食べたラーメンです。

シェアハウスに住んでいるメンバー数人とYume Wo Katare Onagawa に行き、人生で一番美味しいラーメンをごちそうになってきました。

ここの が導入している「夢を語るとラーメンが無料」というシステムは、素晴らしいと思いました。普段向き合えてない自分のやりたいこと・成し遂げたいことを考える機会になりました。そして、何よりも、「夢は大きいものだけじゃない。明日〇〇をしたい!も1つの夢だ」という言葉は大きい学びでした。

【明日の「夢」】

そのため、Yume Wo Katare Onagawa をパクって、明日の「夢」をここに書き入れたいと思います。

明日、私は女川町を散策したいです。自分の足で町を探検し、色々見て回りたいと思います。

そして、あの男の子が今日言っていた「女川の魅力は人だから」という言葉に対する理解を深めるために、もっと女川町で活動している方々と話してみたいと思います。

 

投稿者プロフィール

伊藤萌紅
伊藤萌紅
【ギャップイヤー中(大学院:University of Maryland)・グローバルな世界の中の人と文化を研究】
HLAB というサマースクールプログラムを通して女川を知ることができました。過去参加者の女川に対する熱い想いに影響されて、お試し移住に参加することを決心しました!
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