女川を元気にするサッカーと、びっくりの仮設住宅

女川を元気にするサッカーと、びっくりの仮設住宅

こんにちは。きっこです。

4月10日。

今日は、コバルトーレ女川の今シーズン開幕戦にやってきました!
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コバルトーレ女川は、震災の前から「女川を元気にすること」を目標に活動しているサッカークラブです。

今日は4月だというのに、風がビュービュー吹いてものすごく寒い1日。
でも、たくさんの人が応援に来ていました。

サッカー場へは、南三陸石けん工房の厨さん、NPO法人「アスヘノキボウ」のゆうきと一緒に行きました。
10歩歩けば「こんにちは!」「⚪︎⚪︎さん!お元気ですか?」とたくさんの人に声をかけられるほどで、二人とも井戸端会議に大忙し。笑

都会だったら絶対にありえない光景だけど、こういうところが地方のいいところだなって思います。

サッカーの試合があることで、こうやって地域の人が顔を合わせる機会にもなっていて、コバルトーレの「女川を元気にする」っていう目的はしっかり果たされているようです。

試合が始まると、コバルトーレの選手たちは終始相手チームを圧倒する積極的なプレーを見せてくれます。
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前半はコバルトーレが1−0でリードして終了。

前半と後半の間はチアリーディング部の女子高生たちが応援に来ていました。
「女川って高校がないから、高校生を見ると嬉しくなっちゃうんだよね。」と、ゆうき。
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高校生の応援が届いたのか、後半は勢いをつけて7−0で勝利!
ゴールが決まるたびに大歓声の大盛り上がりでした!
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この調子で今シーズンがんばってほしいです。


試合の後は、駅まで歩いて帰ります。

帰り道、サッカー場のすぐ隣にあったのは野球場。でも、今は使われていません。
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なぜなら、ここは仮設住宅になっているから。
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しっかりした造りの3階立ての仮設住宅が並んでいます。
奥に見えている青いものが、野球場の掲示板です。
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私は神戸出身で、阪神・淡路大震災のときは家の近くに仮設住宅ができていました。
その仮設住宅はプレハブで住みにくそうでしたが、これはぜんぜん違う!
言われなかったら仮設住宅とは思いもしませんでした。

後で知ったけど、この仮設住宅はコンテナでできているそうです。
コンテナを市松模様に積んでできたもの。詳しくはこのホームページに書かれています。
http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_van_p2.htm

ここに住んでいる人に聞いてみると、周りの音や寒さも気にならず、とっても快適だそうです。
本当に、よくできてる。これを考えた人はすごい!

仮設住宅の隣にあったのは、「運動公園住宅」。
ここは、災害復興公営住宅です。もともとは陸上競技場だったところを住宅にしています。
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この辺りは震災前、スポーツ施設が集まっていて合宿の誘致などを行ってきていたそうです。
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帰り道に見えた満開の桜がとても綺麗でした!
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