女川に来てから、今日までに同じ大学の人に4人も出会った。関西学院大学。まさか、大学からこんなに離れた女川で、同じ大学の人に4人も出会うとは思っていなかった。
最初はみんなに「何がきっかけで来たん?」と聞いた。すると返ってくる答えは、それぞれ違った。勉強のため、経験のため、一度来てまた来たくなったから、そして移住するため。同じ大学に通っていても、女川に来た理由は全然違う。
そんな僕たちが、女川で関西弁を話しているのもなんだか不思議な感覚だった。普段なら当たり前に聞いている言葉なのに、女川の海や山を眺めながら聞くと、少し違って聞こえる。「ほんまに?」「なんやそれ」なんて話しながら、気づけば一緒にいる時間が増えていった。
町のイベントに関わったり、いろんな地域から来る人たちと出会ったり、ここにしかない自然を感じたり。誰かから刺激を受けて、自分の考え方が少し変わることもある。同じ町で、同じような時間を過ごしているはずなのに、感じていることはきっと一人ひとり違う。
それでも、いつの間にかみんなが口にするようになった言葉がある。
「帰りたくない。」
面白いことに、みんな言う。
女川が便利だからでも、何もかもが揃っているからでもない。むしろ、都会と比べれば不便なこともある。それでも、誰かと話して、誰かと一緒に何かをして、知らなかった景色を見て、知らなかった考え方に触れているうちに、「もう少しここにいたい」と思うようになる。
たぶん、町の魅力って、観光地や名物だけではない。
そこで誰と出会ったか。
何を一緒に経験したか。
どんな時間を過ごしたか。
そういうものが少しずつ積み重なって、「またここに来たい」や「ここにいたい」に変わっていくのだと思う。
僕たち4人も、女川に来た理由はバラバラだった。でも今は、同じ町で同じ時間を過ごしている。
関西では出会わなかったかもしれない4人が、大学から遠く離れた女川で出会い、関西弁でくだらない話をして、「帰りたくないな」と言っている。
そう考えると、人との出会いって本当に不思議だ。
女川に来た理由は、みんな違う。
でも、ここで過ごした時間が、それぞれの人生のどこかに残っていくことだけは、きっと同じなんだと思う。
次は天満で集合で、
ももんだ
なーこちゃん
げんき
だんちゃん
ほなまた。





