石投山 標高456mの里山。女川の最高峰です。
その山に登り、その山頂で毎年行われている、
焚き火と仲間と夜を過ごし朝日を拝む行事「冬至キャンプ」に参加してきました。
天候にも恵まれ暖かい山行きとなりました。
この行事、今年で4回目なのですが、年々寒さ厳しさが薄れていっているとの事。
初回は雪中決行だったそうな…
女川の山はどれも急登スタート。始めと終わりは絶対に急坂という…運命です。
この辺りを登山する人も増えた為、行く道が以前よりハッキリとわかるように
なってきたようです。
途中、椎茸を見つけたので山から戴いて、夕飯時に火に焚べて食べてみました。
味はこんな時期なのでなんでしたが。でもこういう醍醐味を味わうのが山の魅力です。
山頂についてからは、幕営と夜を明かせるであろう量の薪の確保を済ませ、
あっという間に日も暮れていきます。
目の前には出島。明朝、その彼方の水平線から日が昇るのです。
暗くなり、焚き火も安定すればティーピーテントの中は暖か。
各々用意した食料と、しばらくすれば酒も呑み始めます。これだ!!!墨廼江最高!!!
星が瞬き、月が昇り、火は静かに燃え続ける。
縄文時代…
古代の人達もこうしていたのだろうと思いを馳せ、静かに会話も流れてゆきます。
外に出て月と星空を眺めていると、自然と歌を口ずさむのです。
いつまでもこうしていたいと、
その為になら全身毛に覆われた獣になってもいいと、そんな考えも頭を過ぎります。
火を絶やさず交代で番をし、朝が近づいてきます。
星座も、夜のはじめから主役だったオリオンは西の低い所に移り、
北の北斗七星とカシオペアが共に存在感を際立たせていました。
そして日の出
水平線上に少し雲がありましたが、ほぼ水平線から光が漏れて、どんどん登る太陽。
思いの外、大きい太陽が全体を曝け出した頃には、その赤さのなんとパワフルな事。
これを見て感動しないものは、恐らくそんな人はいません。
一晩中、煙に燻されていたので皆燻製人間になりましたが、最高のExperienceでした。
心を動かすアクティビティ、女川にはかなり、かなりあるよ!
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※これは是非とも知っておいて頂きたい事として…
この企画は、「女川ネイチャーガイド協会」が切り拓き、何より切に女川の自然を楽しみ守っていきたいと願っている協会の青砥さん・藤中さん他、たくさんの自然を愛する人々によって長く続けていきたいと思っているのです。あなたの参加をお待ちしています。まずは、一緒に歩きましょう!
◯◯は続く
投稿者プロフィール
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西場
女川に色々な「素敵」を見出し好きになった、ここら辺にまあよくいる普通の人です。
以前から海の山小屋やっから「小乗の山を僕に売ってください!貸すから管理整備してくれというものでも構いません!」と申し上げておりましたが、
その件もひき続き宜しくお願い致します。
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