あっという間に滞在も最終日を迎えつつあります。
以前の滞在もGW期間でしたが、長袖のジャケットを羽織っていた気がする。
5月に本格的に入る前に、一度冷え込むのが慣わしらしいですね。
ただこの涼しさは女川を散策するには持ってこい。
朝は鳥の囀りと窓から差し込む光で目を覚まし。
身支度を整えて、水分片手に町を心ゆくまでぶらぶら。
朝天気予報を見て1枚ジャケットを羽織っていくけれど、
緩やかな日差しも手伝って、1時間も歩けばジャケットは小脇に抱えるだけ。
晴れとは行かないまでも、空が持ち堪えそうな日に浦宿まで足を伸ばしてみました。
石巻線の隣駅。実際に駅に降り立ったことはありませんでしたが、
前回の滞在の際はよく往復していた区間です。
昔の記憶を頼りに商店街を左手に道沿いに歩きますが
7年も前のことなので、やはり記憶通りの景色はほぼありません。
あ、この建物はここにあったな。けどこの公園はなかったはず。
このお店はあった気がするけど、ここにあったっけ?
ああ、この冬に雪が降る地域特有の、二重扉のコンビニ、懐かしい。
初めてみる歩行者専用歩道を歩くと見覚えのある線路。
ただ、傍にある住宅はあまり記憶になく。
せっかくならと少し先に見えた踏切を渡って線路の反対側に出てみると、
そこには見覚えのある外観のお家が並んでいて。
ああ、前回は線路のこちら側を通っていたんだなと納得しました。
帰り道には懐かしい建物を横目に、しかし確実に変わっている町並みもそこにはあって。
何もなかった草っぱらにお家が建ち、そこに人の生活が伺える。
7年は町にとっては短い期間ですが、住む人にとっては長い時間で。
これだけの変化を起こした、この地域に住まわれる方々のパワーを感じました。
もちろん晴れの日はとても新緑が映えるけれども、
個人的には雨の日も、土砂降りの日も好きです。
人がおらず、シン…と静まり返っている商店街。
雨が打ちつける音が響くまちなか交流館。
今回の滞在は雨の日も多く、この町が雨によって洗われているよう。
穏やかだった海と、広く向こうまで広がっていた空と
雨で女川の町並みが一緒になる景色でした。
今回は7年という期間を経て戻ってくることができた女川。
新しい歴史を紡いでいく中で、7年という時間は短い期間かもしれない。
特に女川は今年町政施行100周年を迎える、歴史のある町。
何かを変えずに行っていくこと、行い続けること自体が難しいことも多い。
ただ女川は変わらずにいることではなく
積極的に変化を受け入れ、変化を作り出していこうとしていると感じました。
そんな町に、人々に、エネルギーを貰える。
次のただいまでは、女川に何ができるでしょうか。

また、お会いする日まで。




