ミニコンサートに参加 in cebolla

女川生活も残りわずかとなってきました…。

昨日の夕方、シーパルピア女川から女川駅に続くレンガ道を歩いていると素敵な音楽がどこからか聞こえてきました。その音楽に夢中になった私は、ここかここかと周辺のお店を覗いて回っていました。

In カフェ cebolla

すると、あるお店に人が集まっていることを発見。「cebolla」さんです。実はこのお店、女川に来て以来、リピートしていました。ランチタイムには、おしゃれな食器に注いでくれるコーヒーやフルーツを堪能できるクレープが提供されています。どれもとても美味しいです。また店内は落ち着いた雰囲気で、お店の人も優しく常連さんもいるようなお店です。

そんなcebollaさんの店内にいた一人が、タイミング良く私を見つけてくれて声をかけてくれました。なんと今晩、ミニコンサートを開催するとのことでした。聞かずにはいられません。この出会いに感謝し、コンサートを楽しむことにしました。入店すると、昼間にはカフェをやっているお店から打って変わって素敵なミニコンサート会場に姿を変えていました。そしてほとんどの席が埋まっており、私のように遠方からきているお客さんも。

シンガーソングライター伊東洋平さんとの出会い

今日の主役は仙台を拠点として活動されているシンガーソングライターの伊東洋平さん。音楽で夢・笑顔を届けることをテーマに幅広く活動しており、仙台サンプラザホールなどで開催したワンマンライブでは大盛況を収められた方です。またNHK東日本大震災復興応援ソング「花は咲く」への参加や、現在東北放送のラジオに出演するなど多方面で活躍されている方でした。

１０曲近く聞いた中でも印象に残っている曲があります。「女川の空で」という曲です。もちろん他の曲に込められている想いや歌詞、すべてに胸が熱くなるものがありました。しかし、なぜこの曲が印象に残ったのか。それは女川の人々の想いを代弁した曲だからです。伊藤さん自身で声に耳を傾け、その言葉を曲にしたそうです。今回のコンサートでは手拍子がさまざまな場面で生まれ、会場の一体感を感じました。このように人々を繋ぐことのできる素敵な曲でした。飛び込みで参加した私を受け入れてくれた皆さんもありがとうございました。女川に住んでいる人の温かさ改めて感じる日となりました。