【女川マーサ2日目】駅周辺の町並みと女川のお父さん達

【女川マーサ2日目】駅周辺の町並みと女川のお父さん達
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長野県からお試し移住中の学生、マーサです!

今日は2日目の女川町。1日目は夜遅くに車で女川についたので、今日は日の当たる町の様子をじっくり眺める、そんな日でした。

私はHLABという教育ベンチャーの会社でインターンをしているのですが、過去に経産省「未来の教室」という事業で、女川の地域復興を教材に中高生向けの授業づくりをした経験がありました。

その時に作ったyoutube動画(https://youtu.be/i7WPYqlLMYA)を見返しながら朝ご飯を食べて。

女川駅周辺を町歩き

今日は昼からお試し移住をサポートしてくれるスタッフさんの案内で、町歩きへ。

女川町東日本大震災霊碑やいのちの石碑、旧女川町交番など、被災に関係のあるモニュメントを巡りました。

女川町、本当に新しくて…!道路も信号もすべてが綺麗。パッと見ればここ10年で開拓された「新しい土地」だなという都会的要素がありつつも、これだけの景色の裏には、すべてがまっさらになってしまったという過去があるのだと涙が出そうになったり。

昔の女川町もみたかったなと嘆くのはずるいかしら。きっと残したくても残せなかった素敵な女川が、この一帯にあったんだろうなと実感しました。

慰霊碑の前で手をあわせつつ

女川で住む・働く人々

海辺を歩いていると、釣りをする人たちが。私は人生で初めて海で釣りをする人を見ました…!

「何を釣っているんですか?えさは何ですか?これはどうするんですか?」質問攻めにしてしまって申し訳ない…(笑)「イワシだよ!これを、また餌にするんだっちゃ」と答えてくれるやさしさ。

夜は駅前の居酒屋さんに1人で乗り込み…!父と年齢が変わらない常連のお父さんたちと一緒にお酒を飲みました。

女川の商工会の人、特産物の商売をする人、宿を経営する人。地元のいろんな話を聞きながら、女川で住み・働く人のルーツに触れる機会になりました。家族を津波で亡くしていたり、女川の家業を継いだり。初対面でありながら、お酒の力も相まってじっくり自分の話をしてくれる皆さん。

そして彼らも物珍しそうに「長野はどんなとこ?なぜ女川にきたの?」と聞いてきました。

「何もしないことをしに来たんです。」と答えると「それもいい」と笑顔で迎えてくれて。

来る人拒まずで、まぁ隣にどうぞと椅子を引いてくれて、お互いの気になることを質問し合い、誰かの人生に触れる時間。たまたま2日目に出会った町民の皆さんが予想以上に心地の良い人たちだったのが、今日一番うれしかった出来事です。

 

残りの18日間、何人の女川の人と繋がれるかしら。

どんどん明日も声をかけて、新しい世界に出会っていきたい!

海で魚を釣っているおじさんに声をかけつつ…!

投稿者プロフィール

工藤茉紗美
工藤茉紗美
長野の箱入り娘 まーさ(Kudo Masami)
海なし県の長野県長野市生まれ・育ち。信州大学教職大学院1年。第一種小学校・特別支援教員免許保持。好きなことは新しい人に出会うこと、自分の知らない環境に飛び込むこと。ダンスとヨガをします。ラーメンは週2で食べるほど愛してます。新聞が好きです。
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