今日もCamassにて作業をしておりました。
挨拶に来た遠藤さんに偶然出会いました。
前回移住した際には来月(2019年7月)から移動式ラーメン屋をオープンするということを聞いていました。
目を合わせてすぐにご無沙汰してますと言い合って2時間ほど話していました。
実際に開店したとのことで夜に訪れてみました。
ラーメンは「夢を語れ」とは全く別ジャンルという感じの醤油ラーメンを頂きました。
今回開業したことで融資も引いているし最初からそんなに儲かる事業じゃないことを分かっていたようです。
アミューズメント施設やカラオケ屋を設置したいという所から資金難ということを知りラーメン屋に落ち着いたとのこと。
自衛隊、黒服、町役場という全くもって別ジャンルの仕事をこなしてラーメン屋を開くなんて夢にも思わなかったそうです。
能動的な行動によって女川を活性化したいという信念で企業に踏み切ったとのこと。
その上で女川全体でPRして石巻や他の地域から人を呼びたいという目標をお伺いしていました。
前回もちらっと聞いたのですが、女川は駅前だけではなく町内全体をお試し移住者には体験してほしいということを聞きました。
観光気分で来て満足する人は大抵女川には戻ってこないとのこと。
確かに私も正直に思い返すと魅力と物足りなさを街に感じていました。
独自の発展を遂げてきた他の地方にはない魅力と前回の1ヶ月で心ゆくまで女川を知れなかったということについてです。
前回勤めた「おかせい」の従業員の方に積極的にこれがやりたいとか言ってくれなかったから消極的な人だと見られていたと話させました。
また地元の話で盛り上がっている酒盛りの場では気を遣って静かにしていました。
そんな時に遠慮して入り込まない自分と地元の縁を優先する雰囲気のどちらが悪いというわけではないのですが、双方とも惜しいという面は感じました。
深く書いてしまいますが、女川に限らず地方独特の雰囲気に慣れない都会から来た移住者から話を聞いたことがあります。
移住者同士で固まりがちになるのではなく分け隔てない触れ合いがあればという思いもありました。
別件ではありますが移住者にはブログを3日に1回書くことが課せられていますが能動的に規定を満たしている方もあまり見かけなかったというのもあります。
PRをする代わりに無料で提供して頂いているということを移住者の方々は忘れてはいけないというのは大前提としてあります。
偉そうに言える立場ではありませんが、私は毎日自分の意思で更新しています。
遠藤さんは移住者が他の地域に行くことや漁港での職業体験をすることも話してもらえれば出来るんだけどなーというお話もしていました。
移住者の任意でもいいので店舗紹介や職業紹介のバラエティーが増えるとより面白くなるのかなと思いました。
部分的ではない全体的な女川を見れるところまで来るまでは移住者、アスへノキボウ、街の方々のお力が必要です。
三方良しを綺麗事ではなく成し遂げるために核心的なお話をしてしまいましたが、私はよりよくなることを願っている立場です。
遠藤さんは通じ合うものがあったので有意義なお話になりました。
追記
Youtube始めたのでご覧頂ければ幸いです!
投稿者プロフィール
- 岩手県出身の25歳。大学から東京で卒業後に東京で新卒のサラリーマンとして勤務。副業で行っていたビジネスを本業にしたものの法的にグレーなことだと発覚して脱退。前回の滞在後にプログラマーとして独立して戻ってきました。人の拠り所となるコミュニティの形成のためライフスタイルを変えてみる地方移住を体験して、復興で注目される街である女川町について情報発信していきます!
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