今日もアルバイトです。
生物である魚や総菜を扱っているので、日々賞味期限・消費期限に追われながら販売しなくてはなりません。
出来るだけ低下に近い価格で売り捌くのが一番ですが難しいこともあります。
大概15時過ぎから値引きシールを貼りだします。
また他の値引き商品もレジ横に配置すると売れる傾向にあるので、そのようにしています。
他の見極めポイントしてはサービスで一つつけることや常連に値引きすることです。
勿論私自身独断でそのようなことはしませんが、会長や社長は時たまそのようにやっている様子が見て取れます。
観光客だとしたら再度女川に立ち寄ってもらうことにもなるし、常連なら来てもらうためにそのようなサービスが有効です。
ただ今後自身がカフェ運営としてビジネスをしていくので、どこまでの裁量で行うべきかは定量的(例えばここまではサービスしてもいい等の数値的目安)に決めているのかどうかはよく観察しています。
いくらでもサービスして経営が傾いてしまっては店は勿論顧客にとっても損失となります。
確実な利益追求でチェーン店のように規則的だと顧客を引き付けるものが常時安価であるということに縛られます。
それでは味気なくてむしろ地方では苦戦しそうです。
考えてみればこの女川にはチェーン店がコンビニやドラックストア以外に存在しません。
特に女川駅前の商店街にしろ一つもチェーン店がないのです。
この設計自体は街が決めた方針のようで敢えてそのようにしたそうです。
チェーン店があるとそれはそれで便利なはずですが、復興を機に街が統治する個人店が多い街にしたのです。
そして「おかせい」さんや他のお店にいてもそうですが商店街の店主達がよく来るのです。
商店街の中でも経済を回しているのはそうそうないことだと思います。
個人の独立した店舗同士も商店街の中で一体感を生み出しているように見えます。
協力的な街としてのコミュニティのあるおかげで成功した街づくりが築かれているのです。
人口減少率が一番激しい地域とは思えない程に活性化した街並みです。
投稿者プロフィール
- 岩手県出身の25歳。大学から東京で卒業後に東京で新卒のサラリーマンとして勤務。副業で行っていたビジネスを本業にしたものの法的にグレーなことだと発覚して脱退。前回の滞在後にプログラマーとして独立して戻ってきました。人の拠り所となるコミュニティの形成のためライフスタイルを変えてみる地方移住を体験して、復興で注目される街である女川町について情報発信していきます!
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