ちょっと長めのブログ

ちょっと長めのブログ

 

驚くことに、今年も今日を入れてあと3日!ですね。

ただ今、仙台駅にいます。

スタバからタリーズをはしごして、夜行バス待ちをしながらこのブログを書いています。

明日には祖父の法事があり、残念ながら今回は女川での年越しを経験できません。

 

せっかくなのでこの待ち時間を使って一年の締めくくりに、女川でのインターン生活前半を振り返るちょっと長めのブログを書いてみます。

 

私は現在、大学四年生を休学して女川でインターンをさせていただいています。

女川に来て2ヶ月ほどになりますが、町の方たちにはとーってもよくしていただいています。

まだたったの2ヶ月しかいなくて、また後3ヶ月もしないうちに帰ってしまう私を受け入れて、見守ってくださっています。

 

今の私の頭の大半部分を占めているのは、このインターン期間が終わってからの「就活」についてです。お酒を飲みに行ってもパッとしない顔で、「将来どうしよう〜」なんて考えている日もあり、「きこちゃんはなにがしたいの?」と聞かれたときに「こんなことがしたいんです!」と答えられないもどかしさが募っています。

私がウジウジしていても「女川で働けば?」や、「うちに来るか」なんて言ってくださり冗談だったとしても私を自分の町で、会社で、働いていいよって受け入れてくださる方がいることにたくさん自信をいただいています。

 

アスヘノキボウでインターンを始めて、電話を受けるのが苦手、ずっと座っていたくない、いろんなことをすぐに忘れてしまう、言葉をうまく紡いで伝えられない、常識といわれる手順が踏めないなどとても迷惑をかけています。実はその度に、「わー、やばい、社会人の基本といわれるものができないなんて社会に出られないんじゃないか」と落ち込んだりもしています。

だからなおさら、「きこちゃんのこういうとこいいよ!」、「それいいね、おもしろい!」、「こうしたほうがいいんじゃない?」という町の人たちの言葉に何度も心を救っていただき、女川でのこの2ヶ月は私に自信と、そして勇気をくれました。

 

なにより、この女川という町が改めてすごい!と思うのは自分の利益だけを考える人と会ったことがないということです!それってすごくないですか?

自分だけ、自分の家族だけ、自分の会社だけ儲かればいいとか、いい思いをしたいなんてことを聞いたことがありません。

町のために、町の子どもたち、そのまた次の世代にどうすれば繋いでいけるのかを真剣に考えて、持続可能な町づくりが行われています。(この部分ももっとお話したいけど、今回は割愛で。町を見ながら直接お伝えしたいな!)

 

町でお酒を飲んでいると、町のキーパーソンと言われる方々にもよく会うのですが、大学生の私とも対等で、説教のように上から話をされることはありません。むしろ親身になって相談に乗っていただいています。

こんなに素敵な町に住んでいると、焦ったりウジウジしているなんてもったいない、おもしろいことをして楽しく生きたいな、そんな風に生きられそうと思わせてもらえます。

 

この2ヶ月で町の方たちからたくさんの自信と勇気をいただいたので、インターン後半はとにかくもっと行動して、私ができることで町に還元する期間にしたいなと思っています。京都までは夜行バスで12時間ほどかかるので、もっと具体的に来年のことを考えてみます!

それにしても、こうやって想いを書いていても自分の文章を読み返してみるとなんとも薄っぺらく聞こえてしまうのが悔しいなあ…

だからやっぱり私の大切な人たちには女川に来て、自分の目で見て、感じて、五感をフルに動かして味わってもらいたいってことに尽きます!

 

いつもより長い文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。たまにはこんな内容もいいかな。

 

それではよいお年を〜!

投稿者プロフィール

Yukiko Kawase
Yukiko Kawase
京都外国語大学 国際教養学科4回生です。
ふらーっと旅に出ること、カフェでコーヒーを飲みながらゆっくりのんびりすることが好きです。
2018年10月〜2019年3月、8月〜9月までインターンをさせていただきました。
女川ラバーの1人です。
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