前回のスタッフブログでも少し触れましたが、アスヘノキボウでは「さとのば大学」に関わらせてもらっています。
“2泊3日で地域を気軽に体験できる”プログラム『Learning Journey』も多くの方に参加いただけそうで、すでに楽しみです!(8/17~19開催)
さとのば大学のプログラム参加者は、ほとんどが大学生なのですが、自分も大学5年目(笑)とはいえ大学生。
「自分も同じ学生なのに何かできることがあるのだろうか」と自分に問い続けています。
その答えを探すためにも現在コーチング講座を受けています。コーチングとは
「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行います。 この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。(日本コーチ連盟)
なにかここらへんにヒントがあるんじゃないかと思っています。
現段階で考えている、参加者とほとんど知識や経験の変わらない自分が提供できる価値としては
・心理的安全性の保たれた環境を用意することで活動をしやすくする
・壁打ち相手になることで無意識を意識化、言語化するサポートをする
の2つです。これが全10回の講座を通して変化していくのか自分でも楽しみです。(現時点で3回受講)
自分はそもそもは誰かと丁寧に話すとか対話をするということがとても苦手でした。自分の弱いところを外に見せることができず、完璧でいようと隠し続けてきました。
(対話に関する記事で好きな、さとのば大学の発起人であるのぶさんの記事↓)
「対話、めんどくさくね? でもその先には、違う世界観に接して視野が広がる喜びがあるのかも。」
恥ずかしいことでも隠さず話している人を見て、すごく自由で羨ましいなぁと思ってました。
それでも大学生になってからは、心理的安全性が確保されている環境の中で少しずつ自分のことを話すようになってきました。
話してみて気づくことがたくさんありました。
自己開示など言いますが、自分からありのままを話せば、相手も「ここは話していい場所なんだ」と感じてくれることが多くなり、ぐっと関係性を深められることを知りました。他にもこれまで話せなかったことを話せるようになったと思えることが自己肯定感を高めている気がします。
また偽っていた自分を受け入れることができるようになりましたし、「これをやりたい」とか「こういう人になりたい」と言葉にすることで自分で自分を理想へと近づけている気がするんです。(気がするだけかもしれませんが、言霊的なやつだと思ってます)
目標が崇高なものでも俗物的なものでも、自分の外に出すということが大切なんだと思います。
自分もまさにそういった性格だったので、心理的安全性が確保された環境をつくること、それが自分にできることなんじゃないかなと思います。
そして対話を通して、相手を知ることで自分で気づかなかった点に気づいたり、一緒にぴったりな言葉を探したり。話すの好きなので、何時間でもお話しましょう!笑
最後にコーチング講座で、すでの実践されている方がおっしゃっていた言葉を紹介します。
相手を理解しようとしないように気をつけている
ずっと相手を完全に理解しようとして、考えの違いの溝を埋めることが面倒になっていたんだなと気づきました。
色々な人と関わる中で、良くも悪くも他人は決して理解できないことも知りました。
だからと言って話すことを放棄するわけではなく、対話の中にこそ学びがあり、受け入れる寛容性を持つことが大切なんだなと今では思っています。
前回と似たようなトーンの文章になりましたが、引き続き小松さんや後藤さん、岩部さんの力も借りつつ、楽しんでいこうと思います。
投稿者プロフィール
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北海道大学4年
大学では建築学を専攻しています。
現在休学をして、半年間アスヘノキボウでインターン中。
女川ではまちづくりについて学びたいと考えています。
将来は神奈川の地元に帰って、まちづくりに関わりたいと思っています。
よろしくお願いします!!
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