女川に来てから、もう2ヶ月が経ちました。女川にいられる時間も残りわずかだと思うと、すごく寂しいです。
当たり前ですが、東京と比べて、女川では虫をよく見かけます。特にハチを見る機会が多いです。
僕は昔からハチが怖くて、近づいてくると刺されないように振り払ったり、避けたりしていました。
「刺されたらアナフィラキシーショックで死ぬかもしれない」
そんなイメージがあったからです。
その話を知り合いにした時に、ハチは人間のような大きな生き物に対抗するために針を持っていて、基本的には自分の命が危険にさらされたときに使うものだと教えてもらいました。
特にミツバチは、刺すことで自分自身も死んでしまいます。
ハチからすれば、人間はものすごく大きな生き物です。そんな相手が突然手を振り回してきたら、命の危険を感じるのも当然なのかもしれません。
僕は「ハチは怖いもの」という先入観から、ハチを追い払おうとしていました。でも、その行動が逆にハチを怖がらせていたのかもしれません。
その話を聞いてから、ハチに対する見方が少し変わりました。
考えてみれば、僕が怖いと思っていたハチも、ただ自分の命を守ろうとしていただけなのかもしれません。
そう考えると、ハチを見かけたときも、以前ほど怖いとは思わなくなりました。
僕たち人間が自然の中で生きていくということは、すべてを自分たちの都合のいいように解釈することではなく、そこにいる生き物たちの存在や生き方を理解し、お互いに距離を保ちながら暮らしていくことなのかなと思いました。
そうやって、お互いの存在を認めながら暮らしていくことが、人間が自然と共存するということなのかもしれないですね





