家族でお試し移住生活13日目 K.Idris familyみのです。
今日はお試し移住の中日ということで、参加日数半分過ぎての感想をまとめたいと思います。
私たちは女川駅から一駅手前、浦宿駅近くのログハウスをお借りしてお試し移住しています。
車なし生活はどう?
まず、歩いている人はほぼ居ません。
いつもじいじ(パパのパパ=日本に毎年来ていて、日本大好き)に動画や写真を共有しているのですが、「道路で人が誰も映ってないけど、どんな町なの?」ととても興味を持たれました。
東京の地元では近所を歩くときは他の人の邪魔にならないように
縦一列で歩いたりもしますが、ここでは皆無。
またどこへ行っても、並ぶとか予約は基本必要なく生活できます。
歩道と車道がしっかり分けられており、かつ歩道が広いため
非常に歩きやすいです。とはいえ基本生活が車なのだと思います。
坂道も多少ありますが、緩やかな坂道です。
ただ、どうして歩道が広くきれいに整備されているか、その経緯を考えると心が痛くなります。それだけすべてを失った悲しみがあったわけですから。
電車とバスは非常に本数が少なく、また現金精算です。※バスは回数券あり
しかし浦宿から女川中心部に歩こうと思えば歩ける距離ではあります。(個人差あり)
自分がもし一人暮らしならギリ車無くてもやっていけると思います。
急な予定変更が多発するような発達障害児を抱えたわが家では、浦宿住みなら車は必須かと思います。
でも未就学児なら子供乗せ電動チャリがあれば全然大丈夫そうです。(ほぼ見かけないのでなにか理由があるかもしれません。)
そもそも女川中心部に住んでいれば徒歩で事足ります。
自由を満喫
公園は空いていて、どこにテント張ろうが、花見しようが自由な感じでした。
立て看板にボール遊び禁止、酒飲むな、等々いちいちうるさい(言っちゃったw)うちの地元とは違い、リラックス感が大きいです。
※但し、最低限のルールは守りましょう。
息子はのびのびしてます。
先日は浦宿の家からインラインスケートで女川港のスケートパークまで行きました。
これって東京ならありえないですよね!
(やって良いのかどうかわかりませんので自己責任で。)
途中お婆ちゃんが近づいてきたので(うわ怒られるかな...)とヒヤヒヤしていたら
「上手い子だね〜!」と褒められ子供も笑顔。
以前はスケートをする場所が確保できなかったのですが、
住民の要望で町の子供たちのために作られたそうです。
だいぶフレンドリー
とにかくお爺ちゃん、お婆ちゃん、ママさん、近所のおじさん、などなど
挨拶や立ち話をしてくれます。
若い店員さんも話しかけると良い反応をして下さるし、こちらを覚えててくれています。
これがとっても嬉しい!
子連れで歩いていると
あれ?どこの子?と声をかけてくださったり、助けてもらえたりします。
町の人みんなが子供を見てくれている感じで安心感があります。
ワンオペで回しているようなご家庭はだいぶ気持ちが救われるのではないでしょうか。とてもおすすめポイントです!
近所の商店の方とはもう知り合いですし、駅では現金精算だと述べましたが、それだけ駅員さんとも小さな会話が生まれてほっこりします。
先日は「ゆぽっぽ」でアイス食べてたら
それどこで売ってるの?とお婆ちゃんに聞かれましたよ!^^
コンパクトシティ
町役場、図書館、子育て支援センターは同じ場所にあります。病院もすぐ近く。
駅そのものが温泉施設になっている。
そこから眼の前に商店街が広がり、公園やスケートパークを経て港へ行ける。
駅から緩やかな坂を登ると運動施設。
町の設計がよく計算されており、(震災と復興についてはのちのブログでお話します。)女川中心部がコンパクトにまとまっていて暮らしやすいのではないかと思います。
しっかり備え
町を歩いていると、各所に津波に警戒する標識があったり、町役場に原子力発電所のモニタリングがあり、これは町外から来ると女川の特徴だと感じます。町民カレンダーにも防災について書いてあります。
一見緊張感がありますが常に不測の事態にしっかり備えている様子が伺え、逆に安心ポイントと捉えることができます。
発電所があり財政力指数が高く、公共施設がしっかりしています。
立派なサッカー場があったり、公立の小中学校も人工芝が敷いてありました。
お試し移住施設について
アスへノキボウの皆さんがサポートして下さり、快適に過ごせる施設です。
うちは仕事上、取引先との機密情報の取り扱いの関係でオープンなワークスペースが使えないため、Camassではなくログハウス内で仕事をしています。
実は自宅からモニターを分解して持ってきてしまったのですが、各部屋にモニターは用意してありました。
ネット環境は速く快適です。
具体的にログハウスや浦宿について聞きたいことあればお答えできます。
町の開発が進んでいるため、道路事情に関してはGoogle mapは少し情報が古めです。(2023年4月現在)
仕事のある一日の過ごし方としては、
私と子供は基本午前中から外出して、港や公園で遊び、午後には帰宅して家で過ごす。(不登校なので学校には行っていません。)
パパは一日中リモートワーク。浦宿は若干町の中心から距離があるので、朝や休み時間にランニングをして買い物や食事をする場所に行くこともあります。
家族にインタビュー
今日で中日ですが、女川どうですか?
リオ(パパ)の感想 ご飯が美味しい、シーフードの種類がハンパない、みんなが優しくしてくれる、みんながサポートしてくれる、公共設備が整っている、町にお金がかけられている感じがする、天気が変わりやすい、港の風が冷たい、家賃が安い
ペンギン(息子)の感想 鹿が見れてよかった。女川たのしい。
街で食べた美味しいもの
女川中心部より離れた場所で自炊生活のため、それほどグルメ体験は多くないです。
後半もっと挑戦していきたいです。
後半は
地元の方とゆっくり話をする機会を持てたらいいなと思います。
女川は夜飲み歩いて交流を深める文化もあるようです。
パパは2週連続で飲みの誘いをいただいて、終電(と言っても20時台)で毎回同じ方と会い、車内で声をかけられます。
今度飲みに行く約束をしていました。面白すぎる!
息子は新学年になりました。地元の学校から電話で新しい担任の先生から挨拶がありました。
女川でも今週から向学館が始まるので、彼のペースで参加できたらなと思っています。
また新たな出会いを期待しています!
アスへノキボウさん
こちらでの生活をサポートをして下さりとてもありがたい存在です。
いろいろな方と繋げてくれたり、生活に必要なものを準備したり、時にはドライバー、またある時には子供の将棋の相手等々…。
(うちが人を使い過ぎなだけかな!?w)
後半戦もよろしくお願いいたします。
投稿者プロフィール
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K.Idris family
東京在住の3人家族。
リオ(パパ) ITエンジニア
みのさん(ママ)主婦
ペンギン(息子)小学生
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