いつか言いたい「また、お前か」

いつか言いたい「また、お前か」

女川で活動している「サカナカイギ」のゆうすけさん。

今回は、Face the Fishの活動の一つとして、初めて本格的な釣りを経験する機会をいただいた。

1日目は、汽水域に実際に入りながらスズキを狙うウェーディング。

水の中に立ち、目の前に広がる景色を眺めながらルアーを投げる。

これが、とにかく面白い。

気づけば時間が溶けている。

ルアーを投げ、巻き、また投げる。その繰り返しの中で、手にはさまざまな感覚が伝わってくる。水の流れなのか、底に触れた感覚なのか、それとも何かがルアーに触れたのか。

一つひとつの感覚を考えながら、次の一投を工夫する。

水がどこから流れているのか。
どこに魚が潜んでいそうなのか。
根掛かりをできるだけ避けながらも、地形の変化を感じ取るにはどうすればいいのか。

ただルアーを投げているだけのようで、頭の中では考えることが尽きない。

釣りとは、魚を待つ遊びというより、自然と対話する遊びなのかもしれない。

そして2日目。

この日はチェケも加わり、出島で釣りをすることになった。

同じ釣りでも、場所が変われば海の中の状況も変わる。使うルアーの大きさも変われば、狙い方も変わってくる。

前日とはまた違った感覚を探りながら、海と向き合う。

そして、ついにカサゴを釣り上げることができた。

初めて自分の投げたルアーに魚が食いつき、実際に釣り上げることができた瞬間。やっぱり嬉しい。

釣りをしている間、意識はずっと海に向いている。

水面の変化を観察し、流れを読み、手元に伝わる小さな違和感を逃さない。少しでも集中が途切れれば、何かを見落としてしまいそうな感覚がある。

それでも不思議と疲れを感じない。むしろ、もっと投げていたいと思ってしまう。

ちなみに今回、ぜひ使ってみたいものがある。

サカナカイギとのコラボルアー、「女川ゴールデンベイ」と「サカナブルー」。

どちらも女川らしさを感じる名前で、手元にあるだけでもなんだか嬉しい。

今回はカサゴとの出会いで終わったけれど、次なる目標はスズキ。

このルアーを使って、いつか自分の手でスズキを釣り上げたい。

初めての釣り。

どうやら、すっかりハマってしまったらしい。

投稿者プロフィール

松本匠世
松本匠世
兵庫県西宮市出身。23歳、現在大学院生。
大学では建築設計を専攻しており、建築分野の幅広さに気づき様々な分野を勉強中です。
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