こんにちは,滞在122日目のわっきーです!
お試し移住はまだ少し残っていますが,明日大学院の入学式なので滞在は今日4/3(水)までです。
4/1と4/2は石巻と女川でのんびり休日しました。
最後のブログは海を見ながら,まちを眺めながら,“やぐば”の「つながる図書館」で書いています。
—————————————————
12月から4ヶ月間,1年の3分の1という長い時間を,出身地でも,住んでいる場所でもないこの女川で過ごしました。
突然ですが,皆さんが思う「いいまち」はどんなまちでしょうか?
- 何度も訪れたいまち
- 1週間試しに住んでみたいまち
- 住みやすいまち
- 住み続けたいまち
……
僕にとって女川は,「何度も訪れたいまち」「住みやすいまち」です。
今回の移住期間で,「何度も会う人」にたくさん出会いました。
そして,生活に必要な機能はすべてまちの中心部に集まっていて何一つ不便は感じませんでした。
でも,まだ「住み続けたいまち」ではなかった。
これは3ヶ月目くらいから感じ始めたことなのですが,その理由ははっきりとしていませんでした。
皆さんに4ヶ月どうだった?と聞かれることが多くて,やっと見えてきた気がします。
おそらく,
20代前半で,旅好きの僕にとっては,刺激が少ないんだと思います。
刺激がどこから得られるかというと,
- 自分の価値観が壊された時
- たまたま会った人の人生が刺激的で面白かった時
- 今までになかった視点が加わった時
- かっこいいお店を見つけた時
- 地域の文化が滲み出ているエリアを見つけた時
……
女川での生活では,情報量と情報のバリエーションが僕にはちょっと物足りなかった。
でもこれは札幌から福島に出てきた時も感じたことで,どこの地方都市でも同じ何だと思います。
ネットがこれだけ普及した世の中なのに,自分で調べる自分の欲しい情報しか入らないような,情報弱者になってしまうのが地方都市です。
東京や札幌,仙台と比べて色んなことの進化のスピード感に差を感じてしまいます。
少し変わって,女川は観光資源がある強みが際立ちました。
海が近くにあって,新鮮な海鮮があって,素敵なシーパルピアのデザインがあって,道の駅になっていて。
そりゃあたくさん人が来ますよね。すごい。
でも,もっと女川の人たちのライフスタイルがまちなかに滲み出して欲しいな,と思います。
女川の人は暖かい
みんなそう言って女川から帰っていきますが, 他にも人が暖かい場所は沢山あります。
女川特有なのは, 外から初めて来た人との関わりに慣れていることだと思います。だから初めて行っても地元に馴染んだような素敵な感覚が生まれます。
でも会う人が決まってしまうので, もっと色んな町民と関わりたかったなという感想も残しておこうと思います。
まだ「住み続けたいまち」ではなかったけど,間違いなく「もっと知りたいまち」になりました。
そんないいまちでした!
————————————————
女川町の皆さん,このお試し移住者ブログを見てくださっている皆さん,4ヶ月間ありがとうございました!
女川をきっかけに出来たたくさんの出会いに,改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
めちゃくちゃ寂しいですが,必ずまた会いましょう!
(プロフィールから飛べるSNSに連絡いつでも待ってます)
追記:女川のボリューミーな食事で4キロ太りました。
投稿者プロフィール
-
福島大学理工学群4年。
2年前の2021年に被災地巡りをしている際,女川に出会い,海の魅力を失わないデザインとまちづくりのプロセスに惹かれた。
女川みらい創造株式会社でのインターンのため,お試し移住制度で移住。
まちを五感で感じるために色々なまちに旅に出ている。
2022年夏にアメリカ一周達成
最新の投稿
- おためし移住ブログ2024.04.03女川移住生活最終日!4ヶ月間ありがとうございました!
- おためし移住ブログ2024.03.303月は別れの季節
- おためし移住ブログ2024.03.23地域を越えて
- おためし移住ブログ2024.03.23標準語なき夜の居酒屋