こんにちは!滞在18日目です!
週2回の福島への移動生活も問題なく過ごせています。体調バッチリです!
女川の昼間って暖かくてびっくりします。
けど,風の強さ,尋常じゃなくないですか?風強い日が多くて,それは福島も同じなのですが,女川の海風はこれぞ暴風,って感じがして新鮮。
2週間で服装が2段階も重装備になりました,わっきーです!
さて,ここまで約2週間,昼も夜も,色々なお店に顔を出してお店の人やお客さんと話しました(まだ行けていないお店もありますが,まだ期間あるのでお許しください🙏)。
そこでの印象に残った話を一つ。
僕と年齢の近い方々が,彼らが子供の頃に見ていた震災前の女川の情景を話してくださいました。
女川の被災後は詳しく聞くことが多かったり,リアルタイムで雰囲気を感じられていますが,被災前の話って,産業とかどんなまちだったのかの概要は聞いたり,写真で見たりくらいで,内部の話は実はあまり聞いたことがなかったです。
屋台が結構長い距離,ずらっと並んでいた話とか,子供の頃どこでどんな遊びをしていたのかとか,あのローラー滑り台は楽しいとか,あそこの地区は今も変わらず急にへき地感が出るとか,仮設住宅での暮らしについてとか,仮設住宅は遊び相手に困らないから小学生には最高だった,とか…
ただ言葉で入ってくるのではなくて,彼らが話していると何故か情景が頭に浮かんでくる。
話している時の目の輝きが違いました。楽しかったなっていう単純に思い出す面と,あの風景を寂しがるような面,両方が入り混じった目をしていました。
女川は「生まれ変わったまち」として評価されるまちですが,ずっと住んでいる人にはやはり,戻ってきて欲しい風景もあって。
昔を懐かしめる場所や暮らし方が今は足りないんだ,そんなことも思いながら…
今度,空いている日に漁師体験をさせてくれる,って約束を酔っ払いながらしたので,楽しみにしています。
そんな,お酒の力を借りてタイムスリップして,未来に目が向いた,素敵な夜のお話。
ではまた!
投稿者プロフィール
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福島大学理工学群4年。
2年前の2021年に被災地巡りをしている際,女川に出会い,海の魅力を失わないデザインとまちづくりのプロセスに惹かれた。
女川みらい創造株式会社でのインターンのため,お試し移住制度で移住。
まちを五感で感じるために色々なまちに旅に出ている。
2022年夏にアメリカ一周達成
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