スローガンは伊達ではない

スローガンは伊達ではない

中日振り返り

 

長い10連休も折り返し、お試し移住も折り返し。

今回の女川滞在(これまでの5日間)を振り返ってみます。

「嬉しいこと」と「考えなくてはいけないこと」が1つずつできたため、その話を書こうと思います。

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【嬉しいこと】

自分が、少し女川になじんできたこと。

 

「女川にいるのが当たり前」みたいな感覚で、接して下さる人が増えた気がします。

「よく帰ってきた」みたいな、大げさな感じではなく。

「よう、またいるんだ」のような、自然な感じ。

 

(この文章に合う写真がない)

本当に少しずつですが、自分の顔や名前を覚えて下さっている方が以前より増えました。

そのために、より気軽にお話できる関係になっている気がします。ありがたいことです。

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【考えるべきこと】

「少しの勇気」を出す場面が減った。

 

前回来たときは11月。

お試し移住者が自分しかいない、という状況でした。

 

すでに濃い関係が築かれているコミュニティの中に、たった一人で飛び込んでいく。

あまり社交的ではない自分にとって、少しの勇気が必要なものでした。

 

(この文章に合う写真がない)

今回は少し様子が違います。

たくさんのお試し移住者がいます。

シェアハウスに帰るだけで、自分が知らなかった世界を知れる。

街の飲み屋にいけば、知っている人が誰かしらいて、気軽に話せてしまう。

 

前回来た時の女川は、ある意味居心地の悪い場所でした。

だからこそ、自分から働きかけて、コミュニティの中に入る努力を貪欲にできた。

そして、その居心地の悪さが、自分を少し成長させてくれた気がしています。

 

今回は、その居心地の悪さを味わっていない気がする。

だからこそ、女川に来て何か学んでるものはあるか?と考えてしまう。

 

女川という街に慣れた今、自分にはまた違う挑戦が求められている気がしてなりません。

それは、居心地の悪い場所=新しい場所に飛び込む、ことの必要性です。

 

ただ、これを気づかせてくれたのも、お試し移住者の大学生と話していた最中のこと。

そういう人と出会えた、という時点で今回、女川に来た意味はあったのだと思います。

 

「あたらしいスタートが、世界一生まれる町へ。」

 

現在の女川を表す、一つのスローガンです。

このスローガンは伊達ではないな、なんて思いながら振り返りをしめくくりたいと思います。

 

(この文章に合う写真がない)

投稿者プロフィール

Ishizuka Keita
Ishizuka Keita
東京都内のイベント代理店勤務 兼 武蔵野美術大学 修士2年。
さいたま市(浦和)出身です。

2019年、大学4年生の冬に初めて女川に訪問して、今回で5回目か6回目の訪問です。

修士研究で「都心から地域に通う人が、なぜその地域に魅力を感じているか/彼らが感じているその魅力を、他の都市住民にどのように伝えられるか」というテーマに取り組んでおり、その下準備として女川ファンの皆さんからお話しが聞けたらいいな... と思っています。

よろしくお願いします!
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