坂本奈々（さかなちゃん）– 女川ヒト図鑑 No.33

“北海道から女川へ、自分の楽しいに向き合う毎日”

▼プロフィール

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名前：坂本奈々（さかもとなな）

所属：アスヘノキボウでのアルバイト（「女川町民会議」公民連携プロジェクトのお手伝い）、コーヒーの焙煎と販売、その他、デザインの仕事など

好なこと：釣り、畑の土いじり、食べること、料理、サーフィン

出現スポット：ガル屋beer、SugarShack

女川の好きなところ：人が面白いところ、素敵な人が多いところ、食べ物が美味しいところ

自分ってどんな人？：自然が大好き！フッ軽！好奇心旺盛

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さかなちゃんのことを教えてください。

2年前、地元の北海道を離れ、女川に移住しました。町の人たちからは、名前を略して「さかなちゃん」と呼ばれています。是非、さかなちゃんって読んでください！現在は、アスヘノキボウさんでアルバイトとして女川町民会議のお手伝いをしていて、お休みの日に副業でコーヒーの焙煎・販売を行っています。コーヒーに関しては、「魚と珈琲」という屋号で活動をしていて、毎月一度「ガル屋beer」さんで間借り営業をしたり、オンライン販売をしています。最近はデザインのお仕事も始めました！

こうして様々な活動をしているので、「普段のお仕事は？」と聞かれると、「なんでも屋です！」と答えることもあります（笑）。

【 Deep Questions 】

北海道から女川への移住

女川に移住してきたのは、ちょうど2年前です。もともと釣りが好きで、以前から釣りをしに何度か訪れたことはありましたが、当時は住むという発想はありませんでした。パートナーが地域おこし協力隊に興味を持っていて、「女川にも募集がある」と知ったことをきっかけに、移住を意識するようになりました。

改めて町を訪れてみると、まず「活気がある町だな」と感じました。特に印象に残っているのは、ガル屋beerさんで町の人たちと話をしていた時に、「実は移住を考えて…」と伝えたら、すぐに「女川はいいと思いますよ！」と言われたことです。自分の町に自信を持っている感じが伝わってきて、素敵だなと感じたのを今でも覚えています！

また、ずっと「何か自分で挑戦してみたい」という思いがあったので、起業支援が充実していて新しい挑戦に前向きなこの町なら、その一歩が踏み出しやすいと感じたのも決め手でした。海も山もすぐ近くにあって、環境としてもすごく魅力的なんです！

出会いと環境に感謝

これまで本当に人や環境に恵まれてきたなと感じます。コーヒーに興味を持つようになったのも、北海道で働いていたゲストハウス併設のカフェとの出会いがきっかけでしたし、こうして今、女川でさまざまな活動をさせていただけているのも、私を受け入れてくださるこの環境あってのことだと思っています。出会いに支えられ、挑戦する機会をいただけていることに日々ありがたさを感じています。

女川の人たちと関われる嬉しさ

女川町の魅力はやっぱり“人”だと感じています。海や食べ物など魅力はたくさんありますが、それを育んできたのも、そして今この町を前向きに動かしているのも、女川の人たちです。そこに移住してきた方々も加わって一緒になってまちを盛り上げていく。その空気感こそが女川ならではの魅力だと思っています。

最近ちょっと嬉しかった話があって！移住した時から町営住宅に住んでいるのですが、最近は周りに住むおじいちゃんおばあちゃんがよく声を掛けてくれるんです。「議会だより見たよ！」なんて言ってくれたりして。これまで関わってきた人たちとは違う、また別のコミュニティの方々とつながれるのがすごく嬉しいんです！

これからへの思い

これまで自分が積み重ねていた学びや経験を「何かひとつの形にしたい」と思っています。私は、東北の文化、とくに三陸の漁業の町で育まれてきた暮らしや習慣が大好きなのですが、女川には、そういったものを感じられる場所がないんです。だからこそ、女川でこれまで築かれてきたこと・ものを未来へ繋いでいけるような場をつくれたらと思っています。

これからも女川に住み続けるために毎日頑張ります！

最後にひとこと

毎月1回、ガル屋beerさんでコーヒー屋さんをしています。良かったら遊びに来てください！