伊東陽子(いとうようこ)- 女川ヒト図鑑No.7

伊東陽子(いとうようこ)- 女川ヒト図鑑No.7

▼プロフィール

名前:伊東陽子(いとうようこ)
出身:石巻市渡波
所属:IZAKAYAようこ
趣味:ジムに通うこと
特技:料理、カラオケ(最高点は97点です!)
座右の銘:一日一笑
出現スポット:カフェさくら、おかせい

 

▼5 Questions

1 女川の好きなところ
➡人の温かさ・団結力
2 自分だけのこだわり
➡最終決断は自分で!
3 マイブーム
➡映える写真をSNSで発信すること!
4 好きな人・尊敬する人
➡吉田栄作さん
5 女川での印象的なエピソード
➡昭和50年代のトラックからあふれ出る魚の光景

 

▼Deep Questions

【なんとなく働き始めた飲食店】

「元々、飲食店で働くことに抵抗がありました。」
21歳のときに、結婚を境に女川町に移住しました。それから知り合いのスナックで8年間、働いていました。私自身、お酒が得意ではなかったので、最初は仕事を好きになれなかったです。当時は製氷機もカラオケもない、ジュークボックスの時代です。加えて今以上に船乗りさんがたくさんいたので毎日大忙し。睡眠時間が2~3時間の生活が続いていましたね。

でもあの頃の8年間があったからこそ、今の自分、IZAKAYAようこがあると自負しています!

そして32歳の時にスナックのオーナーから独立しないかと声をかけられたことを契機に
「IZAKAYAようこ」を開業しました!

(スナック時代の20代後半の頃)

 

【震災を機に0からのスタート】

震災前にお店を新しく移転した際は、65歳でお店を閉めようと思っていたんです。
もう十分かなって。ただ、移転した直後に震災が発生してお店のすべてが流されたんです。

「なんとかまちを盛り上げるために、もう一度立ち上げないといけない」

震災を機に、そのような使命感が芽生えてお店を続けることにしました。当時は毎日散歩しながらお店をいかに立て直すかを試行錯誤しながら考えていました。本当に必死で。まちの為に何かしたいという思いから、最初は避難所の給食施設で毎日500食以上、被災者の皆様の為にご飯を作っていました。
そして震災から4か月後、なんとかコンテナ店舗を立ち上げたんです。もしかしたら当時の経験がなかったら、今のお店はなかったかもしれないです。

 

【仕事のやりがい】

飲食を通じて多種多様な方々と繋がることができること。自分が作った料理を美味しいと言ってもらえること。これほど嬉しいことはないですよ~
特に「おまかせ」で予約を頂いた際、お客さんの趣味嗜好や旬の食材を考えながら試行錯誤して編み出したオリジナルの料理に対して「おいしかった」と言ってもらえた時は本望です。

仕事では特にお客さんを常に迎え入れるような場の雰囲気を作ることを大切にしています。これはいついかなる時でも、どなたが来られても徹底しています。なのでどんなに遅くの時間にお客さんが来ても、来ていただいたからには、絶対に帰さないですよ!お客さん第一です。

 

 

【頭は柔軟に】

自分の考え方を柔軟にしていきたいです。世の中の変化の速度が速いからこそ、臨機応変に対応できるように。だからこそInstagramやFacebookに触れながら新しい情報を掴めるようにしたいです。あと、来るもの拒まずの精神で色々な人と行動することで、頭を柔らかくすることを意識しています!
これからも健康第一でみんなと一緒に働けることを念頭に置いて生活していきます!

 

【最後に】

2年ほど前からホテルエルファロさんにて「おまかせ♪晩酌セット」のチケットを販売しております!女川にお越しになられた方は試しに一度いかがでしょうか!

 

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女川ヒト図鑑は、女川が大好きな有志のメンバーで活動しており、インタビューにご協力いただける方、一緒に盛り上げてくれるメンバーを募集しています。
もしご興味を持っていただける方がいたら、お気軽にご連絡ください!

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