若槻武志(わかつきたけし)- 女川ヒト図鑑No.4

若槻武志(わかつきたけし)- 女川ヒト図鑑No.4

▼プロフィール

名前:若槻武志(わかつきたけし)
出身:東京都冷
所属:鮮冷
趣味:トレッキング、フライフィッシング
特技:料理
座右の銘:一生百姓
出現スポット:カフェM

 

▼5 Questions

1 女川の好きなところ
➡美しい景観、まちづくりのための官民町民の一体感
2 自分だけのこだわり
➡何事もシンプルに!
3 マイブーム
➡山菜収穫
4 好きな人・尊敬する人
➡宮沢賢治
5 10億円手に入れたら…
➡一旦考えます!

 

Deep Questions

【震災を機に女川へ】

「自分にも何かできることはないか」と思って震災後、被災地を回っていました。その際に初めて女川という町を知ったんです。当時は他の町と比較して、復興スピードが圧倒的に速いことが印象的でした。

「防災ではなく減災」を合言葉に、沿岸部にあえて防潮堤を設置していなかったことも印象的です。本当によく考えられた町だなと。

それから女川に何度か足を運ぶようになり、美しい山、広大な海、そして落ち着いた町の雰囲気に惹かれました!

 

【お試し移住プログラムをきっかけに移住を決意】

アスヘノキボウが活動人口創出の一環として実施している「お試し移住プログラム」に参加したことがきっかけで、当時住んでいた茨城県つくば市から移住することを決意しました。

他の町と比較して、明らかに人と人との関わり合いの密度が高いと感じましたね。

 

【女川で自分のスキルを活かしたい】

幼少期から料理を作ることが好きだったので、女川に来る前は約30年間、大手ファミリーレストランチェーンで商品開発をやっていました。

今は当時培ったスキルやノウハウを活かして、(株)鮮冷さんの商品開発に携わっています。

商品開発のイメージは俗に言うパズルですね。試作回数を増やし、失敗を何度も重ねながら、成功したものを頭のタンスの引き出しの中に入れて、自分だけのタンスの種類を増やしていく。

そしてその貯まったタンスの中身のものを組み合わせることで、1つの良いものを創り上げる。こればかりは経験ですね。後から振り返れるように、常にデータを残しています。

 

【女川ならではの洋食屋さん】

今後は女川でカウンターだけの小さな洋食屋さんを出店したいです。

名前は『山猫軒』で、宮沢賢治の「注文の多い料理店」の中に出てくる海猫軒をモチーフにしています。
こだわりは、クローズキッチンではなく、あえてオープンキッチンにすること。

そして、作り手とお客さんが料理を共に楽しめる店舗設計にしたいです。看板メニューは欧風ビーフカレーです!

「想いを込めた料理で、”笑顔”と”やさしいとき”を女川の方々に届けたい」

この思いを胸に、今は出店準備を進めております!

 

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