小さい頃、よく父に連れられて山に入り、一緒に木を切っていました。当時はただ「手伝い」としてやっていたこと。でも、22歳になった今、再び山に足を踏み入れたことで、幼い頃には見えなかった景色が見えてきました。えで非常に重要であるのですが、それ以上に大切なものを見つけた気がしました。
本日、出島(いずしま)でお手伝いをしてきた中で得た、私にとって大きな「発見」について書きたいと思います。
出島の山が抱える「木が生えすぎている」という課題は、一見すると緑が豊かに見えますが、実は自然の健全な成長を阻害する深刻な問題を孕んでいます。木々が密集しすぎることで地面に影が落ち、他の植物に十分な光が届かなくなったり、限られた土壌の栄養を奪い合ったりといった状況が起きていました。
そんな中で出会ったサウナ経営者(りくさん)の方の取り組みは、まさに理想的な循環の形でした。まず、森の健康を取り戻すために生えすぎた木を適切にカットして環境を整え、その伐採した木をサウナを温めるための燃料として有効に活用します。さらに、薪を燃やした後に残る灰を再び森へと戻すことで、土に栄養を還し、循環を促していました。
もちろん、ビジネスとして利益を出し、生活を支えることは不可欠です。しかし、そのプロセス自体が「森に貢献している」という事実に、私は大きな衝撃を受けました。
「お金が全て」というバイアスを捨て、いかにしてwin-winの関係を築き、世の中に還元していくか。このプロセスへのこだわりこそが、今後の人生を歩んでいくうえで必要になるのだろうなと感じました。




