3日目

 

 

 

女川3日目9/10の朝は、総合体育館からスタートしました。3歳の子達と5歳の子達が今度運動会をやるらしく、体育館でその予行練習をするようでした。予行練習は、保育士さんとスポーツ協会の方たちが合同で行なっているようでした。僕たちは、その予行練習に参加しながらお手伝いをさせてもらいました。

その後は、スポーツ協会の原田さんからご講演いただき、女川町での事業について教えていただきました。原田さんが事業を立ち上げて軌道に乗せる中で経験された苦労ややりがいを、お聞きすることができました。講演を通じて、原田さんの事業にかける思いの厚さ、女川町にスポーツを通して貢献したいという熱い思いが伝わり、自分の心が震わされました。

お昼は、金華楼という中華料理屋さんでいただきました。結構ボリューミーな定食セットでした。美味しかったです。

午後は、石巻の方に移動して、小学生たちと交流しました!

久しぶりに「泥警」をしました。小学生と遊んだのですが、みんな体力がすごくて、強かったです汗

大学生になってからずいぶん体力が落ちたものだなあと感じました。

この日を通して印象的だったのは、保育士さんや学校の先生以外にスポーツ協会の方々がこどもたちの教育に携わっていることでした。一般的には、子供の教育に携わる人って限られていますよね。でも女川町では、スポーツ協会の方々がこどもたちの教育に携わっていることで、子供たちは多様な経験を詰めるほか、子供たちにとっての家庭と学校に次ぐ第三の場所、いわゆるサードプレイスが生まれていると感じました。また、学校の先生や親とも違うナナメの関係を子供たちが持つことができて、子供が多様な人と関わるすごく良い環境が整っていると感じました。この女川町での教育からは、少子高齢化が進む日本が直面している「子どもをどう教育し見守るべきか」という問いに対して、何か示唆を与えていると感じました。

4日目

4日目には、出島を訪れました!

大きな橋を渡って、出島の港に到着しました。猫がいました。釣りをされている方もいたので、釣られてくる魚を狙っているのでしょうか!?

 

 

出島は、女川の中心街とはまた一味違って、自然が豊かなところで、すごく落ち着いたところでした。出島ではスチームサウナが提供されているようで、自然が豊かな出島にピッタリだなと思いました。

出島を散策していると、人口減少の影響を受けていると見受けられるところが様々ありました。でも、自分は、出島が寂れていて悲しいとか、そういう感想を出島に訪れた時に感じなかったんですね。出島に訪れた時には、「ああ、なんか良いなここ」と感じた。ただそれだけでした。だから、人口減少とかそういうのとは関係がない、あるいは人口減少によって負の影響を受けることがない、その地域の魅力というものがある。そんなことが、出島を訪れているとわかってきました。

5日目

最終日、ついに最終日になってしまいました泣

参加したみんなで、5日間の振り返りをしました。5日間、本当に本当に濃かったので、立ち止まって振り返る時間はありませんでした。

ただ、みんなで振り返りをすると、あまり意識してこなかっただけで、この5日間でとてつもない量の刺激を受け貴重な体験を蓄積できていたことに気がつきました。

東京にいたら絶対に感じられなかったこと、たくさんありました。女川町に行った意義を手で掴めるぐらいしっかりと確認することができました。

5日間、本当に楽しく有意義に過ごさせていただきました。自分史上、史上最高レベルに濃い5日間でした。そんな体験をできたのは、もちろん、女川町の方々が皆さん私たちのことを快く受け入れてくださり、私たちと関わってくださり、様々なことを教えていただいたおかげであり、またアスへノキボウさんや武井さんがこの5日間をファシリテートしてくださったおかげです。5日間、女川の方々が私たちをもてなしてくださったおかげで、女川を全力で楽しむことができました!

でも、私だけが一方的に女川の方々からもてなしていただきっぱなしでいるわけにもいきません。私は、ここで得た経験と学びを活かして、社会で活動し、何らかの形で女川町に貢献したい、女川町の方々から学んだことは、必ず女川町の方々に還元したい。そんな使命感に燃えています。

5日間、本当にありがとうこざいました。

 

投稿者プロフィール

庭山士槻
庭山士槻
庭山士槻(にわやましづき)と申します。大学2年生。社会インフラ整備、まちづくりに興味があります。
関心領域:社会インフラ、都市計画、都市工学、まちづくり、医療福祉、健康、暮らし、住民主体
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