ご無沙汰しております、増田です!
現在は女川から直線距離で約10,000km離れた異国の大都会にて、日々勉学に励んでおります。
今回は、女川を離れて3ヶ月が経った今だからこそ感じる「女川の良さ」について、お試し移住の振り返りも兼ねて語っていこうと思います。
(…というのは半分嘘で、実際はお試し移住の振り返り投稿をすっかり忘れて3ヶ月放置していただけです。アスヘノキボウの皆さんの方角に向かって土下座。)
女川と大都会の違い① 街並み
以前にも何度か触れたことがありますが、女川町はあの壊滅的な大震災を経て、災害に強く、かつ自然と人との共生を目指す「コンパクトシティ」として再構築されました。
そのため街のサイズは非常に小さく、街の外れにあるスタジアムから反対側のツルハドラッグまで、頑張れば徒歩で縦断できるほどです。
大都会のようにスターバックスやマクドナルドなどの外食チェーンは少なく、娯楽のバリエーションも控えめかもしれません。
しかしその分、人と人との繋がりが強く、治安も非常に良い。そして海沿いの町ならではの、豊富な海産物も魅力です。
一方、現在暮らしている大都会はとにかく規模が大きく、地下鉄やバスなどのインフラは完備され、外食オプションも豊富。
その反面、人との繋がりは希薄で、治安も女川とは比べものになりません。
実際、自分も深夜に不審者に追いかけられたり、ひったくり現場を目撃したりしたことがあります(実話です)。
女川ののんびりした空気と安心感が、恋しくなる瞬間が何度もありました。
女川と大都会の違い② 人
女川は街がコンパクトな分、人との距離が近い――このことを、大都会で生活して改めて実感しました。
都会では人が多いだけに、逆に人間関係が希薄になりがちです。
大学のキャンパスで友人と偶然出くわすことも稀ですし、食事の約束をするにもSNSでスケジュール調整が必須。
その点、女川では少し街を歩くだけで顔見知りに出会え、自然と会話が生まれます。コミュニティがとても濃いのです。
さらに、女川の皆さんは外から来た自分のような人間にも本当に優しくオープンに接してくださいました。
運転初心者の自分が団地の駐車場でバック駐車に苦戦していたとき、声をかけて丁寧にコツを教えてくださったマダムには、今でも感謝しています。


コンパクトな街だからこそ生まれる、人と人との温かい繋がり。
それが女川という町の何よりの魅力だと思います。
またいつか必ず、あの海風の街を訪れたい。
都会暮らしで少し疲れたなと感じている皆さんも、ぜひ一度「お試し移住」を体験してみてはいかがでしょうか。
女川で、またお会いしましょう。
投稿者プロフィール

- 2003年生まれ、都内在住の大学生。新潟でスイカ農家様のもとでスイカ収穫のお手伝いをした経験や九州で地元の漁師さん達や住民の皆様と交流したことがキッカケで農林水産業や地方自治に興味を持つように。好きな食べ物はホルモン。
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