初めまして、カズと申します!東京の大学に通う4年生です。学校の休みを駆使してお試し移住をさせて頂いております。5日間と短い期間では御座いますが、何卒宜しくお願い致します。
自分に加え岬、絹子、悠人(この後全員投稿すると思います)の4人で来ていますが、実は我々HLAB TOHOKUという団体に所属をしていまして、女川町にて高校生対象のサマースクールを開催しております。このプログラムの目的は高校生たちに自分と向き合う機会を与え、今後の人生設計において参考にできるロールモデルと関わることが大きい要素の一つです。そこで、千年に一度の街づくりに挑戦をしている女川町が高校生に刺激を与える学びの場として適している上、町民の方に良い影響を受けてもらえればと思い、ここ2年間御世話になっております。
話が変わりますが、自分が女川町を初めて訪れたのは2011年8月。当時はアメリカの高校に通っていましたが、東日本大震災の復興支援に携わりたいと思い、塩釜市を拠点に一ヶ月ほど活動をさせて頂きました。その際にここを訪れる機会がありましたが、震災後間もない女川の姿は人生で一番衝撃を受けたものでした。
正直、この時は「この町は二度と元の姿に戻ることはないんだろうな」と思ってしまいました。
5年後訪れた今、それはある意味間違ってはいなかったのかもしれません。震災前の女川には戻らず、「新しい女川」へ進化を遂げている様に見えます。町民の方々の話を伺うと、震災をきっかけに町へ移住をする人が増え、新たな事業を持ち込んだり、新しい取り組みが行われたり… Onagawa is ever-changing, perpetually evolving. そこで全員が一丸としてこの町を良くしようという目的に向かって努めていることに対して本当に感慨を受けています。
来年の夏も女川町に訪れたいと思っており、HLAB TOHOKU 2017 がどう女川の方々と化学反応を起こし、そして女川の方々がどう高校生に刺激していただけるか楽しみです。
拙い文章では御座いましたが、御精読ありがとうございました。