おためし移住の制度を活用して女川町に滞在しています鈴木隆太です。
前回の投稿で「女川の旬の魚で漁師メシ作ってみた」について書かせてもらいました。
今回は「新米漁師が伝える漁師の仕事」というタイトルの10回目になるので、今回は僕が今後どんなことを漁業を通じてやっていきたいか?ということを書かせてもらえたらと思います。
(「新米漁師が伝える漁師の仕事」シリーズは今回をもって最終回にできればと思っています。)
女川町で漁師の見習いを始めて約1ヶ月半が経ったのですが、漁師の仕事の奥深さを日々感じていて、毎日毎日新しい発見と振り返りの学びがたくさんあります。
僕は今後10年〜20年〜30年と時間をかけて、以下の2つを形にしていきいと思っています。
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①「漁師になりたい」と思った人が本当にやる気にがあれば漁師になっていける道筋を作っていきたい
→漁師の経験値とテクノロジーを掛け合わせて、漁業の素人でも成果が出せるやり方を体現していきたい。
②女川の海の幸を海の環境が変化に対応しながら、日本全国をはじめ、世界の様々な人たちに届けていける様な仕組みを作りたい。
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①については、僕みたいに元々サラリーマンで漁業未経験でも漁業への想いと覚悟があれば漁師になっていけるような道筋を作っていきたいと思っています。
具体的にどの様に漁師になっていくのか?漁師として身につけた方がいいマインド、スキル、観点などを自分の経験からまとめていきたいと思っています。
また、元々IT企業にいたので、いつかはITの技術などを活用しながら経験が浅い人間でも生産性高く漁業をやっていける様な取り組みを学んで実践していきたいと思っています。
例えばこんな感じ↓
・「宮城県東松島市 スマート漁業モデル事業を開始」
https://www.kddi.com/corporate/sustainability/regional-initiative/case-study/case03/
②については「地球温暖化による海水温の上昇」というテーマは漁業では必ず向き合っていかなければいけないテーマです。
・サンマ漁 過去最低の可能性 海水温の上昇など影響 女川魚市場 昨年比の3割
https://note.com/hibishinbun/n/n8d7bc40a66df
事実をしっかり受け止めた上で、どう対応していくのか?何を踏襲し、何を変革していくべきなのか?ということをいろいろ学びながら自分なりにアクションしていきたいと思っています。
その上で、女川の幸を全国のファンの方々に届け、日本だけではなく海外の方々にも届けていける様な仕組み作りを地道に積み上げて進めていけたらと思っています。
↑女川の海の幸は本当に最高だと思っています!
そんなチャレンジを今後も女川で実践していけたらと思っているので引き続き頑張っていきます!