ダンボルギーニ

ダンボルギーニ

震災復興への象徴の1つとなった「ダンボルギーニ」。‏

鮮やかなビビットピンクの原寸大が女川町役場に展示されています。

立入禁止のテープで囲まれているため、あまり近くで見ることはできませんが、とても丁寧に作られていることが感じられます。

これを仕事の合間に有志6人で制作したことには驚きましたが、過去に本物の「ランボルギーニ」と共演していたことも初めて知り、驚きの連続でした。

共演に至った経緯として、宮城県出身のランボルギーニ正規販売店の社員が、震災当時、友人知人が被災する中、自身は東京にいて何も出来なかったとの思いが残っており、自分にも何かできないかと、「商売抜きにでも喜ばれること、人々に貢献できることを」と上司を説得し共演に至った、と記事に掲載されていました。

震災を直接経験する、しないに限らず、離れていても気持ちは繋がっていること、ビジネスとは関係なく、ここまで人の気持ちを動かし大きなプロジェクトを成し遂げるということに、理屈抜きの感動と尊敬の気持ちが湧いてきました。

ダンボルギーニは宮城と東京を繋ぎ、東京に留まらず日本中を繋ぎ、きっとこれからもたくさんの人達の心を繋いでいくんだんだろうなと、当時から8年経つ今、ダンボルギーニの持つ存在の大きさを噛み締めました。

人の気持ちの温かさは、忘れずにいたいですね。

 

 

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