ワカメとメカブ~無知の知

ワカメとメカブ~無知の知

3週間目

息吹です!

地元宮崎では生のワカメなんてまず見る事ない。昆布は姿売りをよく見るけど、今住んでいる仙台でもカットわかめ以外は見た事がなかった。
そして、これがカットされる前のワカメ(笑)
衝撃でした…

2週間目の朝。原付を飛ばして、浦宿から5分。海沿いの防潮道路に突き当たって、普段は左に曲がって鮮冷に向かうところを、右に曲がって着いた先は小乗浜!
鮮冷が使うホタテを養殖する、iさんとsさんにホタテ養殖の現場を見せて頂き、実際に1日手伝いをしてきました!

 

「まずはホタテの耳付けすっから」。日常的に海の幸を頂いていながら、漁業に全く関わりを持って来なかった自分にとって「ホタテの耳付け」は聞いた事のないワード。もしかしたら、東北や北海道出身の人には一般常識なのかもしれません。

最初真剣に考えたのは、ホタテに自分の耳を挟ませて、その痛さで活きの良さを測るのかな? 直後に耳付けがどんな作業なのか教えて頂き、自分の幼稚な発想に呆れながら作業をしました(笑)

そのあと、耳付けされた稚貝を船に運び、いざ海へ。

iさんに操船を教えて頂き、自分の手で船を操りながら筏(いかだ)へ到着。船を横付けして(ブレーキがないので思うように止まれません…)、稚貝を海へ戻しました。そして、同じ筏のロープに生えていたのが最初の写真のわかめ!

おそらくこのブログを読む多くの人が牛の舌に舐められた時の感触を知らないのと同じように、生ワカメが日常になかった自分にとって、この光景は衝撃的でした。特に、メカブ(最初の写真の手で持っている部分)。恥ずかしい話、メカブとワカメは別の海藻だと思っていました(笑)
知らないって恐ろしいですね…

陸に上がって、早速しゃぶしゃぶで頂きました!!!

 

さっきまで目の前の海で生きていた、新鮮なワカメ。お湯に浸した瞬間、鮮やかな緑色に! 茎の部分のコリッコリの食感と、メカブの強い磯の香り。美味い!  結局、小乗浜の研究センターのOさんと2人で丸々1本分食べてしまいました(笑) 産地女川だからこそ味わえた、贅沢なお昼ご飯。最高でした。

今回仕掛けた網に何が掛かっているのか。次回が楽しみです!↓

投稿者プロフィール

増田息吹
こんにちは!
仙台の大学2年生、増田息吹です。
鮮冷さんで1ヶ月間インターンをさせて頂きます。
釣りが好きなので、釣りに連れて行ってくださる方、是非お声掛けください!
女川町の皆さん、どうぞよろしくお願いします。
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