女川プログラム3日目

女川プログラム3日目

こんにちは!大学のプログラムで女川町にお邪魔しております、山本です。
今回は、女川の子どもたちとの関わりについてお話したいと思います。

自分が参加している『「還暦以上は口を出さず」東日本大震災からの復興まちづくりに学ぶ』では、女川小中学校や女川興学館さん、株式会社つなぐさんなど、若い世代が中心となって子どもの教育に携わっている現場をたくさん見学しました。

実際に関わって驚いたのは、子どもたちのパワフルさです。外から来る大人が多いからか、人見知りもあまりしません。
スポーツアクティビティを一緒にやる機会が多かったのですが、まさに疲れ知らず。大学生なはずのこちらがヘトヘトになってしまいました。

そして印象的だったのが、子どもを見守る大人の視線です。

子どもを支えている団体の方々は町外出身の方も多く、「子どもを支えたいから」というモチベーションで移住した若者も多いということでした。「しっかりと稼げて人が集まる団体にすることで、今の子どもたちが大きくなったときに、仕事をする場所の候補の一つになったらいい」。代表の方の言葉が特に心に残っています。

僕は中学生の一人に、「将来は女川に住みたい?」という質問をしてみました。
その時、彼は少し迷った後に、「まだわからない」と答えてくれました。

でも、彼が大人になるころにも、「帰って来たくなる」女川はきっとある。
そう確信するほど、女川は「人」も「場所」も魅力のあるまちだと実感する3日目でした。

 

投稿者プロフィール

山本博健
山本博健
東京大学法学部4年。宮城県白石出身。
大学のプログラム『「還暦以上は口を出さず」東日本大震災からの復興まちづくりに学ぶ』で女川町にお試し移住。
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