4月22日〜おためし移住の制度を活用して女川町に滞在しています鈴木隆太です。
前回初回のブログ投稿をさせてもらいました。
2回目の投稿なのですが、今回は僕が女川に来た理由を端的にお伝えできればと思います。
女川に来た理由は、ズバリ「漁師」になるために女川にやってきました。
まさか自分の人生で「漁師になりたい」と思うなんて想像もできませんでした。(東京生まれ、東京育ちなので海の仕事に縁もゆかりもありません。)
5年ほど前(2019年頃)から自分の今後のキャリアをどうしていこうかと考え始めたのですが、考えていく中で以下の様な点を重視しながら自分のキャリアを決めていきました。
◼︎漠然と「海」を軸にした仕事をしていきたいと思う。(2019年頃〜2020年頃)
<理由>
・海が昔から好きで将来は海の側で暮らしていきたいと思っていた
・自分が死ぬまで働きたいと思える(働いていける)仕事をしたいと思った。(人生100年時代をどう生きていきたいか?を自分なりに模索していた)
・長く健康で生きていける様な仕事をしたいと思っていた→頭と体を使う仕事こそずっと健康でいられるのではないか?という仮説が自分の中であった
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◼︎漠然と軸を考えていたので、もっと「海」に関する仕事の選択肢と具体的な中身を知る必要があると思う(2020年頃〜2021年頃)
<やったこと>
・さまざまな「海」に関する仕事の人たちと尋ねる(漁師、加工屋さん、海の仕事を支えるマーケッターetc)
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◼︎ゆかりがあった女川の漁師さんの元を訪ねる(2021年)
<やったこと>
・一緒に漁に連れて行ってもらい漁師の仕事を体験させてもらう
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◼︎漁師の仕事を体感し「こんなに面白い仕事があるのか!」と感動する(2021年)
<感動したポイント>
・人間の根幹を支える仕事(衣食住)の現場に向かう漁師さん達の姿勢が毎日真剣で一つ一つの仕事に妥協が一切ないところ
・生きている命(魚)に真剣に向き合う漁師さんの姿勢
・朝日を浴びながら船の上で仕事をする開放感と雄大さ
・魚を獲るために緻密に計算された仕掛けと、天候をうまく乗りこなしていくために頭と経験をフル活用していく仕事の進め方
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◼︎自分に本当にこの仕事ができるのか?本当に自分はこの仕事がやりたいのか?(仕事に向き合う覚悟はあるのか?/非日常的な時間と空間に自分は酔っているだけではないか?)と思う日々(2021年〜2024年)
<やったこと>
・3ヶ月に1回女川を訪れ、漁師さん達と一緒に働かせてもらう時間を作った(1回の訪問で5日〜10日程度滞在)
・上記の訪問を約2年半続けて本当にやりたいのか?(やれるか?)を自分の中で検討(漁師さん達とも関係性を深めながら、僕という人間を知ってもらう機会の創出)
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◼︎2024年4月、意を決して女川町へ(2024年)
上記の様なプロセスを経て、今回女川にやってきました。
女川の海で過ごす毎日は大変なことも多いですが、刺激と高揚感に満ち溢れております。
(幸福度がとても上がっていることを実感します。)
次回はそんな僕の海の日常をこのブログに書いていけたらと思います!
(※写真は女川町にあるスーパー「おんまえや」で実際に売っていたマグロ。東京じゃ築地以外でこんなの見たいことない。)