「君たちは どう生きるか」

「君たちは どう生きるか」

女川に移住し、10日が経ちました。最近よく行くお気に入りの場所は、町役場に併設されている「女川つながる図書館」です。

こちらは高い位置に建設されているため、景色を一望できる開放的な入口と、館内は大きい窓ガラスから海を望める形となっており、景色を楽しみながら勉強できることが何よりも新鮮です。(私の地元ではこんな贅沢な環境で勉強出来る場所はありません)

お天気が良い日は山の天気の移り変わりを楽しめたり、段々と日が沈むグラデーションを楽しめたりと、たくさんの楽しみ方があり、心做しか勉強も捗ります(本当ですよ。笑)

そして、ここの図書館にある本と相性が良いらしく、ずっと読みたかった本や買おうと思っていた本がたくさん置いてあり、テンションが上がりました。

なかでも、以前からずっと気になってはいたけれど読めずにいた「君たちは どう生きるか」という本を、県外在住の私にも貸していただけたことには驚きました。(地元では有り得ない!)

女川を含め被災地の方は、震災後どのような思いで生きているのか。何を思い、何を考え、どのような決断をして生きているのか。

本を読み進める中に、この場所で読むことの臨場感を肌で感じつつ、地元で温々と過ごしていたらきっと感じられなかったことや、本の捉え方も違っただろうと、「生きる」ということに対し、色々と考えさせられました。

この出会いに、ただただ感謝。

 

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