お試し移住オリエンテーションにて女川のことを色々と教えて頂きました。
未来へ向けての高政さんの果断には頭が下がりました。
9年が経とうとしている今も、道を歩いていても脇にはまだまだ更地があり、雑草が生い茂った様とは対照的な、それを囲むフェンスの真新しさにドキッとする事もありました。
何よりも
海にあれだけの被害を受け、想像するだに耐え難い痛みを伴って哀しみを感じられるのに、その海を拒絶するのではなく、再度、共に歩んでいくことを選んだ女川の人達の強さに痺れました。
女川駅改札を抜け、目の前のシーパルピア女川に目をやると、真っ直ぐに遮るものなく海が見えます。
晴れ渡った日に見ると陽の光で海が光り輝いて見えます。この光景そのものが女川の人々の強さの象徴なんだ、と。そう思いました。
確固として存在するその強さと、強さにありがちな厳しさではなく、人の暖かさが第一に感じられる女川。
こらとんでもないトコに来ちまった。絶対にこの気持ち、経験は忘れません。