第二十二日(9/28(土))。
目が覚めたら8:30。おかせいさん最後の出勤日なのに、マキセン乗り逃がした❗️頭の中真っ白のまま身支度して、急ぎ足で徒歩で女川へ。どうにか40分弱で無事到着。いやぁ、今だから笑い話ですf(^_^;)
本当におかせいさんの仕事、充実してました。今でもたぶん店先立ったら、経験と知識不足でドキドキ、ガクガクだと思いますが、お客さんに元気よく明るく、女川に来てくださってありがとうございました、また来てください、という思いで「いらっしゃいませ❗️」「ありがとうございました❗️」というのが、本当にうれしかったし、楽しかったです。
会長、社長、店長、お店の皆さん、本当に本当にありがとうございました。次、女川に帰ってきたら、また使ってやってください😊🙇
この日は昨日、ルームメートのしんのすけさんから聞いていた、リボーンアートフェスティバル2019の石巻市街地エリアを回ることに。次の汽車まで時間があったので、滞在中三度目の「Yume Wo Katare ONAGAWA」、通称“夢かた”へ。
真っ昼間からニンニク全開。周りの皆さんごめんなさい。
におったって
いいじゃないか
おいしいんだもの
ゆめかた
お腹も満たされたところで、心を満たしにいざ石巻へ。
限られた時間でしたが、せっかくなので、単にアート作品だけを追っかけてバタバタ動くのではなく、石巻の街というアートを楽しむつもりで、自分の中に「?」が生まれる、気づきに気を払いながら歩いてみました。
自分の中で生まれた「?」が、自分なりの「!」になった瞬間のワクワク感。本当にこんな接し方でいいのかわかりませんが、アートが前より好きになりました。来年のRAFももちろんですが、他にもし今後見かけたら、のぞいてみようという気持ちになりました。
と、同時に、女川のいまのメインストリートである、シーパルピアに、ギター工房さんだったり、手づくり天然石鹸工房さんだったり、スペインタイルのアトリエだったり、日常生活にダイレクトに関わりのないお店が並んでいるのは、アリなんだと強く思いました。
人はパンのみにて生きるに非ず、とは有名な言葉ですが、人生を豊かにしていくには、お腹だけでなく心も満たされなくてはいけないんだと、改めて思いました(だから、ゆぽっぽの月イチのカラオケ大会とか、Cebollaさんの大人のたまり場も大事なんです❗️)
なんてことを、とても満たされた心地で考えながら、マキセンで女川に、即ゆぽっぽに。ゆっくりつかった後、休憩所で今日一日の取り纏めして帰宿。工務店の高橋さんと偶然一緒に。Tシャツが自分が昨日着ていた、マルサンさんとD-BONSさんのコラボのやつ、しかもカラーも一緒。なぜか、え~って顔されました(笑)。笑ってらっしゃいましたけど😆
第二十三日(9/29(日))。
いよいよ来ました❗️女川町、いや、石巻圏最大の秋のビッグイベント、女川秋刀魚収穫祭🙌😆❗️
午後から、東北社会人リーグ1部所属、コバルトーレ女川の試合があるので、午前中だけですがボランティアに参加させていただきました。
朝7時集合。マキセンの女川行きは7時過ぎないと浦宿に来ないので、昨日に続き徒歩で。心配していた天気も徐々に晴れ出して、会場設営が終わり、仕込みが始まる頃には汗ばむ陽気に。ざまぁみろ天気予報😆🙌☀️❗️
僕は地元のお母さんたちに教わりながら、さんまのつみれ汁づくりに合流。大きな大きな鍋で豪快に、これまた元気で明るいお母さんたちにお尻叩かれながら(笑)頑張りました❗️
来場されたたくさんの皆さんが、本当に美味しそうに笑顔で、女川のイベントを楽しんでくれている光景に、何だか胸がいっぱいになりました。思い出すと今でも目頭が熱くなります☺️
お昼をいただいて、午後1時。女川町町民総合第二運動場へ!おらほのクラブ、コバルトーレ女川の試合だ⚽️❗️
結果は………2‐0で勝利🙌🙌🙌❗️❗️❗️コバルトーレ、試合内容もすごく楽しい、パスで繋いで相手を揺さぶってゴールに迫る、観ていて本当に退屈しないゲームでした❗️コバルトーレ、本当に強くなってほしい❗️大きくなってほしい❗️もっともっと、たくさんの人に観に来てほしい❗️まずは建設中の総合運動場を、満員にするくらい町の人たちにも来てほしい❗️もったいないです、こんなすごいクラブが町にあるのに。また絶対観に来ますよ❗️❗️
試合終わって、この日に出立するしんのすけさんと連絡を取ると、いまシェアハウスにいて、次の汽車で発つとのこと。自分もその汽車に乗って浦宿へ。ホームで握手を交わすと、自分と一緒に来たジョージさんを見送った時と同じように、動き出した汽車を追っかけて、見えなくなるまで手を振って見送りました。しんのすけさん、あのコンビニでのまちづくりのはなし、また女川でしましょう❗️
シェアハウスに戻ると、初めての夜と同じように過ごしました。コンビニでご飯買って食べながら、スマホでJazz聴いて。静かに、そして普段とかわりなく、女川最後の夜が更けていきます。8本目のブログを書き上げると、うまい具合に眠たくなり、就寝。
第二十四日(9/30(月))。
7時起床。ゴミ出し、部屋の清掃、使ったふとんシーツの洗濯。そして荷物のパッキング。
さらば浦宿、さらばシェアハウス。いまひとたびのお別れ。中村雅俊さんの歌に『想い出のクリフサイドホテル』というのがあります。さしずめ、この二十四日間、三週間と三日を過ごしたシェアハウスは、万石浦に面しているので『想い出のクリークサイドハウス』というところでしょうか。
Camassに荷物を預け、図書館で最後のアンケート。長い(笑)。ロングインタビューを受けている心地。たった三週間、しかしあまりにも長い走馬灯。時折手が止まる。僕はこんなにも女川が好きになってしまったんだなぁ…。
お世話になった皆さんに最後のご挨拶をと、町中を歩くと…レンガ道ではほのかに残る、焼き秋刀魚のかほり。公民館の脇は…つみれ汁のかほり。祭りのあとの女川の風景、これもそれらしいと笑みがこぼれる。
このかほりが完全に消える頃、女川には冬の便りが聞こえるのでしょうか。女川の冬と言えば、冬のまつり❗️初めて町長とお話した時に、
女川で花火が上がるその日だけは、仙台の街から人がいなくなる、そんなくらい、冬のまつりを、光のページェントに負けないくらいのものにしたい!
と熱くお話してもらったのを思い出します。実際、去年僕も観に来ました。とにかく寒かったけど、とんでもなくきれいだった。冬の花火があんなに美しくて、そしてあんなにみんなを笑顔にするなんて。
よし❗️とにかくまた来るぞ❗️
14:55。定刻通り、僕をのせた石巻線“マキセン”は、世界一スタートの生まれる街・女川を出発しました。
ONAGAWA DAYS episode 0、
これにて完結。
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