出会いも別れも、求めてもいないのにやって来て、喜ばせたり淋しがらせたり。勝手なやつらだなぁ。
初日はシェアハウスに戻ると荷ほどきもせず、同じ日に移住してきたジョージさんと、近所のコンビニで買ったご飯を食べつつ、テレビを見つつ、やがてそのまま寝落ち…しばらくして猛然と帰ってきたのがケニーさん、そしてきょうへいさん。何だかにぎやかな男所帯が始まりました。とはいっても、自分はずっと共学だったのでこの男子校的ノリ、楽しい限り(笑)
さて、2日目(9/8)。この日ははジョージさんと女川温泉ゆぽっぽへ朝風呂に。朝温泉サイコー!気持ちイイ!チョー気持ちイイ!…どこかで聞いたようなテンションですみませんf(^_^;
このあとはジョージさんと別れて自分は仙台へ。かねてより行ってみたかった、定禅寺ストリートジャズフェスティバルへ。半日だけ回りましたが、音楽のるつぼ、老若男女、みんな手拍子!スウィング!歌う!こういう知らない人との共有体験、イイですね☺️女川も復幸祭やONAGAWA GAREKI STOCKとか、もっともっとたくさんの人に知ってほしいなぁ。そしてたくさんの人に、女川の駅舎をくぐった瞬間に拡がる、突き抜けるような女川の空と町と海にふれた瞬間の高揚感を味わってほしいなぁ!
三日目(9/9)。この日は女川も朝から冴えない天気。そして昼からはガンガンザンザンのどしゃ降り。そんななか、女川フューチャーセンターCamassには、新潟大学のゼミ生の皆さんが来られ、アスヘノキボウ代表の小松さんが、ご自身の来歴と、女川のここまでとこれからをプレゼンテーションされるのを、一緒に聴講させていただきました。
いま、石巻での災害公営住宅での見守りボランティアにも参加させていただいている身として、すごく気になるというか、見過ごせないのが、「前に進んでいく社会に置き去りにされる人の存在」。参加させていただいたおかげで、それがやっと文字にできるまでに自分のなかで浮き彫りにすることができました。
終了したのが17時くらい。丁度ほどよくお腹も減ってきたので、京都から起業して今年お店を開かれたラーメン屋さん「Yume Wo Katare ONAGAWA」へ!いわゆる二郎系のパンチ👊の効いたパワフルな一杯でしたが、美味しい!麺が美味しい!肉も柔らかい!ニンニクの拡がる風味!箸が止まりませんでした!また来ようっと😁😋🍜
その後は移住仲間のみんなが、またアスヘノキボウのスタッフさんもつよくおすすめしておられたBar「ガル屋Beer」デビュー!実はヲッサンのくせして酒は強くないし独り呑みとかしないので、相当ドキドキしながら扉を開けたのですが…入ってみればすでに移住仲間が大盛り上がり、「お、きたきた!」なんてサッと座る場所つくってくれて、みんな何てイイ人たちなんや😢
そこでまた、午後に受けたプレゼンの話から、「当事者意識」「オーナーシップ」「想像力は減ると思ったら減る、出せると思ったら歳なんか関係なくいくらでも出せる!」といった熱い熱いトークを交わしまくり。
途中から町長さんが来店し(いつもの風景だそうです)、せっかくなので自己紹介しつつ、自分の問題意識を不躾にもぶつけさせていただき、また真摯なレスポンスをいただきました。
印象深かったのは「被災者にいかに能動的になってもらうか」というくだり。無料でボランティアでやっていたカフェを少額ですが有料にしたら、参加者、利用者がグッと増えたと言う話。ポイントは「能動的にさせる」ではなく「能動的になってもらう」というところ。強制力では人は動きません。ハードパワーではなくソフトパワー、説得より納得だと、改めて思いました。
女川駅からの終電は早く、石巻行きが20:27。後ろ髪引かれる思いで三杯めを飲み干すとお店を後に。するとその日でお試し移住終了のケニーさんが。自分が降りる浦宿の駅で握手とハグを交わし、再会を約しました。
友よ、いつか街で会ったなら、あの語らいを再開しよう。
To be continued.
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