最後のブログを書こうと思ったら、なぜかログイン出来なくなって、実は昨日地元北海道富良野市に帰ってきました。肌寒くて、今日はフリースのベストを着ています(苦笑)。さすがは北海道だ…。あの暑かった女川の2週間が夢のように思われます。
毎日絵描きだとブログで書いていながら一枚も絵を出していなかったので、最後に描いた9枚の絵を見にくいかも知れませんが画像で添付します。毎日毎日ひたすらこんなことをしていました。
暑くなる前の朝7時台から描き始め、昼はもっぱら金華楼さんか典々さんでランチ(これを楽しみに頑張りました)、夕方は6時過ぎまで描いて8時くらいまで冷房のよく効いたつながる図書館で絵の直しという、結構勤勉に描いていました。滞在日数が決められているというのはどうしても駆け足になってしまって…。
到着してからお天気に恵まれてよかった反面、予想以上に暑かったので首筋に巻く冷え冷え氷ベルトを持っていって本当に助かりました。ハードではありましたが、いい修行になったと思っています。
女川の暮らしでは、シェアハウス生活がどんなものなのか想像できなくて、着いてから順応するのに少し時間を要しました。でも、仲間をお互い尊重し合って、とても快適に過ごせました。素敵なルームメイトたち、輝くん、覚ちゃん、池さん、そしてアルビ、皆ありがとう!アルビがトイレの照明を買ってきてくれたのは大ファインプレーだった!それまで真っ暗な中でのトイレだったから(笑)。
あと、よくしてくれたアスヘノキボウの皆さん、ありがとう!
絵のめどが付いてから飲みに行って飲んだお酒は本当においしかった!ガル屋さんのクラフトビール(+ウニ!)、最高でした!居酒屋ようこさんではとても親切にしてもらい、バー・シュガーシャックさんではお酒と会話の両方を楽しませてもらいました。最初のランチと最後のランチはユメヲカタレのラーメンで締めました。人気店!
お土産にはオナガワファクトリーで名前を彫ってもらった女川フィッシュを(シェアハウスの鍵のキーホルダーと同じやつ!)、セラミカ工房さんでは今度買うためのタイルの相談をさせてもらいました。
どこもここも、書き切れないほど温かく接してもらい、それが今ではもう富良野の元通りの生活ってのが信じられない思いです(今日から農作業に戻りました)。浦宿のシェアハウスに聴こえる踏切の音、朝新聞買いに外に出た時に鼻をくすぐる海の匂い、それに夕方5時半の放送、どれもが懐かしいです。
でも、たくさんできたご縁はきっとこれ限りではなく続いていくと思っています。
女川町の風景は来る度に変わります。それは絵描きとして定点観測をしているような感覚です。「あの時はこういう風景だったのが、今はこういう風景になった」。それは絵描きにとってとてもやりがいのあることで、またどんどん作られていく町を見るのは、ただただ「すごいなー」と思うばかりです。素晴らしい活力を感じました。
だから僕はまた行きます。町がどうなったのか、その姿を見て、また描きたいと思います。
ひとまずは僅か2週間の滞在でしたが、皆さま大変お世話になりました。
ありがとう女川!きっとまた行きます‼︎
イマイカツミ