こんにちは、
今春、初めて女川へ行きました、
宮城県塩竈市出身の
櫻井です。
僕は、
これまでのお試し移住者の方達とは異なり、
実家が女川から比較的近いので、
たまに家に帰っていました。
そんな僕が、
塩竈の魅力を
再発見して、
それを皆に伝えたい!
という事で、
僕の地元塩竈を知ってもらうために
今回のブログを書いています。
今回は、音楽編です。
というのも、
前回春休みに家に帰った際に、
母と二人で、
塩釜市出身の音楽家
菅野潤さん主催の
復興記念
菅野潤&ザルツブルガー・ゾリステン
第3回しおのまち音楽祭
東西の「塩の街」を結んで
春を告げるコンサート
に行ってきたからです。
このコンサートに行く前に、
宮城県出身の作家
恩田陸さんの小説
「蜜蜂と遠雷」を読んで、
一度コンサートに行ってみたい!
と思っていた僕としては、
願ったり叶ったりの
コンサートでした。
「蜜蜂と遠雷」を
簡単に説明しておくと、
日本を舞台として行われれる
国際ピアノコンクールの
最初から本選までの全てを
一つの物語とした小説です。
作中では、
異なる境遇の登場人物達が、
自らのバックグラウンドや
持てる想像力を膨らませて、
「音」を表現豊かに奏でる
シーンが何度も出てきます。
もちろん小説なので、
その「音」は言葉によって
表現されるのですが、
その言葉遣いの
表現の豊かさに
すごく圧倒されます。
文章を読んでいるだけで、
緊張感のある会場の雰囲気や、
聴講者の息を飲む声を、
すぐ側で感じてしまい、
まるで自分がその曲を
その場で聞いているような
臨場感を味わえます。
最近文庫版も出たみたいなので、
気になる方は一度お手に取ってみて下さい。
小説で文字を通して
僕が感じた「音」は、
リアルで聞いたら、
どれほどの物なのだろうと思い、
期待を膨らませて行ってきました。
当日会場入りすると、
そこにはグランドピアノが一台
ポツンとあるだけでした。
コンサートが始まると、
菅野潤さんからの挨拶がありました。
このコンサートは、
復興記念と称して生まれたもので、
今年で3年目を迎えます。
共に演奏をするザルツブルガー・ゾリステンは
ザルツブルグのソリスト(独奏者)達
からなる集団の事です。
ザルツブルグは、
かの有名なモーツアルトが
1756年に誕生してから25際まで
住んでいた事で知られている、
オーストリアの世界遺産都市です。
とりわけ、
毎年夏に開かれる
ザルツブルグ音楽祭は、
モーツアルトを記念した音楽祭として、
世界で最も高級かつ注目を浴び、
規模でも世界最大の音楽祭の一つです。
会期中は、街全体が舞台となり、
オペラや演劇、コンサートなど
200以上の演目が上演されるみたいです。
今年中に一度行ってみたいですね。
要は、すごく有名な都市出身の音楽家達です。
そんな都市の人達が
なぜ、ここ「塩竈」で
コンサートをするのかというと、
勘の良い人はお気づきかもしれませんが、
ザルツ(塩)ブルグ(砦)
ザルツブルグも塩の街として、
過去栄えていたんですよね。
そんな共通点があり、
東西の「塩の街」を結んで、
しおのまち音楽祭開催に至った経緯がありました。
そんなこんなで、
コンサートの内容に入っていないのですが、
長くなってしまったため、
今回はここで一度止めておきます。
続きはまたすぐにあげますので、
楽しみにお待ちください!
投稿者プロフィール
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はじめまして、京都から来ました櫻井上総といいます。
出身は宮城県。現在は京都に住んでいます。
サッカーが好きです。Jリーグの時期は毎週DAZNで試合をチェックする位には、ベガルタ仙台が好きです。コバルトーレ女川も見に行きたいです。
女川滞在中は、Yume Wo Katare Onagawaに基本的にいます。
短い間ではありますが、何卒よろしくお願いいたします!