宮城県女川町視察 2018/11/25~28

宮城県女川町視察 2018/11/25~28

大学院の研究の一環として、佐野淳也准教授とともに宮城県女川町に視察に来ました。この三日間のフィールドワークを通して4名の方にインタビューすることができました。女川町商工会の磯部様・産業振興課の土井様・ガル屋Beerの木村様・株式会社コバルトーレの隅田様、誠にありがとうございました。この4名の方のインタビューを通して気づいた共通点として、①還暦以上は口を出すな②町の規模間にあった復興③スピーディかつ柔軟な対応④中間的な役割を担うNPOの必要性⑤女川に対する愛です。

この五つの点が共通して述べられたことで、どれもが「まちづくり」において必要な要素です。若者が中心となって実行し、高齢の先輩方がサポートにまわる。そして町の規模とニーズにあったまちづくりを迅速に行う。スピードの速さと柔軟な対応が今の女川町を作り上げたと感じました。さらに行政や商工会など個々のアクターだけでは取り組めない業務をNPOが、サポートあるいは中心となって行ってきた。それぞれのアクターが連携する上で必要な役割を担ったと感じます。そして最後に、このインタビューを通して感じたのが、みなさんの”女川町への愛”です。共通の価値観・スピリットとしてこの”愛”が何よりも大切であり、モチベーションになっていると感じました。

 

投稿者プロフィール

平井開
平井開
同志社大学大学院修士課程1年目 
大学教授である佐野淳也准教授とともに研究で女川町に視察。
・研究テーマ
コミュニティ・オブ・プラクティスの実施による組織内人材の活発なコミュニケーション機会の創出
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