今日は女川向学館へ行ってきました
2011年から7年と半年
女川の学生はとても頼もしく、とても輝いています
女川向学館は避難所として使われていた小学校を借り、主に小中学生に学習指導と心のケアを行う、
被災地の放課後学校「コラボ・スクール」です。
NPO法人カタリバによって運営されています。
まず向学館に行って一番最初に見たのはフリースペースです
一部の子供達Hはプロジェクターで銀魂を見ていて、
高校三年生達はソファでAO入試などの書類について相談していました
何をしたいのかを大人が介入せず自然とみんなで話し合い決めていました
また用事が終わり新しく学生がフリースペースに来ると当たり前のように輪に入れるんです
この話を聞いて当たり前のように感じる人もいると思いますが、そうでもありません
大人社会だと尚更のように感じます
新しい人が来たとしても、気づいていて何も行動できないだとか、
行動したとしてもぎこちないだとか、義務感でやられると輪に入る人も肩身が狭くなります
コミュニティが大きくなると尚更難しいです
自分じゃなくても誰かが声をかけるはずなど他人任せな気持ちが生まれます
子供の時から中学生から高校生まで、年齢を超えて密な関係を保てることは素敵だと思います。
この後は校舎を見学しました そこで驚いたのは授業の様子についてです
学校で教えている学びをより深くしていたと思えば、はみ出した授業に関係のない話題も大切に話されていました
子供達が心から授業を楽しんでいる感じがしました
そもそも高校で受けて来た教育はどういう意味があるのだろうか
と考え直します。これは大学に入ってから私が悶々と考えていることです。
色々な人の考えを聞いてまわっている状態ですが、自分なりの答えがまだ固まっていません
人は教育されるべきなのか
社会は日々変わっていきます
子供達だけでなく学び続けなければ社会にどんどんおいてかれてしいます
今日学んだことが明日には全く別のものになっているかもしれません
教育する側もされる側も、日々学ばなければなりません
そうであれば、学生のうちに身につけることは、教育されたことを覚えるのではなく
学習し続けるという姿勢を身につけることなんだと思います
私はまだ高校教育がなんのためにあるのかよくわかりませんが
このコラボスクールでは学生が身につけなければいけない姿勢だとか
人間性だとか、好奇心だとか
人として大切なことを大事にしていました
投稿者プロフィール
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宮城県遠田郡涌谷町生まれ 宮城県大崎市古川育ち
2018年8月10日〜9月6日までの約1ヶ月間お試し移住
女川では犬専門木工房Noahさん、H-LAB、さとのば大学、女川向学館から学習環境やモチベーションの源泉などを学びたいと思います!!
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