やりたいことを、まず、言いふらす。

やりたいことを、まず、言いふらす。

img_8863一昨日、女川駅前の飲み屋で、女川町長はじめ街の酔っ払いの皆さんと話してたら、皆さん口を揃えて

「「女川に代行運転業が必要!!」
と。

山崎も思ってたんですよ。
終電が20:28、
みんな車移動、
タクシー会社は22:00閉店。
飲み屋街としての条件が欠けている!!

これじゃ女川以外から飲みに行きたいと思っても来れないし、飲酒運転をなくすためには誰かが我慢するか野宿するしかないです。山崎もいつも、「みんなどうやって帰ってんの……」と疑問でした。

 

「それ、私できるかもしれません。うん、やってみます。」
(車と許可申請さえ整えて、運転してくれる人さえいれば、これはもしや当社の女川支社を立てて山崎が頻繁に女川に来れるチャンスなのではないか!!)
と、考える前に口から出ました。
気づいたら社員にも相談の電話してました。

「「もう山崎がやってよ!」」と皆さん。
うんうん、必要だと思う!

そしてその夜から昨日まで、ずっと会う人会う人にこの話をしまくりました。さらに、一緒にこの事業をやりたい人がいたので、さっき仙台で会ってきました。おかくんという、前回のお試し移住でお世話になった、現在東京在住の学生。当時女川でインターンしていて、まちの人からも愛されている、とても優秀な彼に声をかけてみました。
言いふらすと見つかること。
需要、チャンス、協力者が見える。
んじゃないかなと思って、山崎はいつも思いついたことを、まず言いふらします。

昨日は、各飲食店の皆さんの反応を聞いて回りました。ついでに、おかくんにこの熱量を伝えたいと思い、こんなことにご協力をいただきました。img_8842img_8858img_8857img_8856img_8855img_8852代行運転業の需要もさることながら
女川中から溢れ出るおかくんへの愛!
いいですねー、おかくん。
ヤマロク女川支社長適任だ!
カムバックおかくん!

さらにこんな声援も。
「代行やるならあのガレージ使いなよ!」
「車のこと困ったら言ってきなよ!」
需要を感じるだけでなく、実現のための情報、そして協力の声もたくさん。おかくんとやれば、これはまじでイケるんじゃないかと思い、おかくんを口説き落とすため、すべてのメッセージを携えていざ仙台駅へ。
言いふらすと、実現への道のりがわかる。
鼻息荒く電車を乗り継ぎ大都会仙台へ。
おかくんとの再会を果たしました。img_8863おかくん感激してましたよ!
女川の皆さん、ご協力ありがとうございましたm(_ _)m

しかし結果は、
おかくん「音楽やるんで1年待ってください」
彼はアカペラをやってるんです。
まだやりたいんです。プロ目指して。
うん、いいよ、止めないよ、がんばれよおかくん。
明日詳細の返事をもらうのですが、おかくんに最初から頼ることは難しそうな結果となりました。

言いふらすと、アイデア実現のための道のりがわかります。ちなみに、宮城県警と運輸局にも言いふらしましたので、その辺の条件的道のりもわかりました。

1,自動車2種免許を持った社員が必要
→△おかくん1年待ち

2.普通免許を持ったアルバイトさんが必要
→○なんとかなる。

3.車を停めるとこが必要
→○確保

4.収支予測
→○ギリギリなんとかなる。

と、いうことで
おかくんが合流するまで、山崎が運転手やるか…それとも別の人を探すか…でもやっぱおかくんが合流する1年後からスタートするか…

という道のりがわかりました。

アイデアそのものに、意味はない。
どれだけ夢を語っても、
どれだけ奇抜なことを思いついても、
その実現に向けて具体的な駒を進めなければ、アイデアそのものに、意味はないと山崎は思います。

まず言いふらしてみる。
需要、チャンス、協力者を見つける。
何をクリアすれば実現できるのかを明らかにする。

それが、
こんなことやってみたい!
を実現するための第一歩。
逆に、こんなことやってみたいっていうことを、発信しない、誰にも話さない、実現のために動かない人を、山崎は信用しません。

だから山崎は、今日も夜の女川で、おかくんの反応を言いふらしつつ、実現にむけて駒を進めてみようと思います。明日京都帰るし、言いふらしまくらないと…。

—前回の言いふらし—

この前まで言いふらしまくってたのが「シェア美容室」。

これは残念ながら実現しませんでしたが、いろんなとこで喋りまくり、いろんなアイデアとヒントをいただくことができました。
ご協力いただいた皆さんありがとうございました。そして、実現できなくてすみません。img_8864
実はシェア美容室のアイデアは、女川で出会いました。アイデアをくれた吉田さんに、昨日カットしてもらいました。
どやろ?
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当ブログのコンセプトは「たたき台」。
こんな考え方、どう思う?
っていう、たたき台。
若者たちが何かに関心をもったり、
自分でなにかを考えたりするきっかけとしての、たたき台。
平成元年生まれ、まだまだ若者の山崎達哉のブログ。

—関連記事—
やりたいことが見つからない人へ。
http://yamazaki-tatsuya.blog.jp/archives/1041443124.html

「できる人」になる最短ルート
http://yamazaki-tatsuya.blog.jp/archives/1049764832.html

フットワークは、軽いほどヤバァイ。
http://yamazaki-tatsuya.blog.jp/archives/1052053641.htm

投稿者プロフィール

山崎 達哉
山崎 達哉
飲食店経営者。京都で「日替わり店長の店 魔法にかかったロバ」という飲食店を運営されています。女川では「計画された偶発性」をテーマに、とにかくいろんな人に会い、面白そうなことを何でもやってみよう、というコンセプトのもと、ビール屋でお寿司を握ったり、バーで昼間にランチ営業をしたりと、女川町に新しい風を呼び込んでくれた方でした。

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