さて、女川の二日目。
何の予定も立てず、ただひたすら、女川の空気を感じる今回の旅。
二日目は、午前中たまった洗濯をして(すでに旅に出てからは4日目)、さあ何をしようかなと思っていたら
女川町で健康による街づくりを進めているロート製薬の阿部さんがこっちにくるということで、ランチミーティングが決定。阿部さんの車に乗って、うろうろランチ場所をさまよいながら、駅前の金華楼(中華のお店)で。
健康というキーワードは街づくりの基軸になる、幅広い内容のものでありながら、意外と科学的な裏付けや水平展開が行われていない(例えば、福祉課などが健康促進だけで体操を作ったり、大学との共同研究などはできていても、街づくりやリノベーションなど、都市計画そのものに含まれていないことが多い)ので、どうやって、基軸にしていくのか、いろいろ情報交換させてもらいました。
次に、場所を変えて、コーヒーを飲んで、さらに突っ込んだ話もしたり、充実のお昼でした。
そのあと、我々お試し移住の担当者でアイドルの白川さんがはまっている「虫(甲虫)」の本を借りて、甲虫の魅力を語りながら、常日頃思っている「生物学的に正しい街づくり」について話をしてみました。僕たちも人間といえども、動物の延長線の存在。
動物の世界は、それぞれの種の世界と、ほかの種との関係性で生きており、それが生物の多様性や共創を形作っているので、そう考えると、人間の街づくりにおいても、虫や動物の巣作りの発想がいかせるのではないかとか、いろいろ語り合ったのであります。
ほかにも、変態(幼虫→サナギ→成虫)と無変態の話に広がり、女川の魅力が人ならば、どうやったら次々と変態していくのか。サナギの状態とはなんなんだろうかと笑。そんなこんなで、<昆虫的に正しい教育>みたいな話をしつつ、雑談で終わります。
そのあと、お試し移住ハウスの同居人であり、かつ管理人でもあるアスヘノキボウでインターンしているたつきくんと、幸楽(焼肉です)でホルモンとレバーを食べました。彼は徳島でも行っている英語キャンプ(H-LABO)でも事務局にいたようで、何かしら縁があるんだなあと思いました笑。
やっぱり縁は縁を生むというか。
こういった縁や、偶然人と出会う偶発性の高さが面白い街なのかなと思いました。
そして、お試し移住ハウスに帰って、同居人のたつきくん、吉田君と「街づくり談義」。
これがいろいろ話題が飛び火しながら、本音の話もできたりして、未来の女川をどうすればいいのか、真剣に考えるいい時間になりました。
あーー、ここで気が付く、あんまり写真を撮っていない泣。
明日は、写真を撮りましょう^^
続く
投稿者プロフィール
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京都大学農学部食料・環境経済科4年生
兵庫県加古川市で生まれて大学で京都に来ました。
農村のことを卒論で研究しています。
女川のこともたくさん教えてください!
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