アロマの香りに包まれる「南三陸石けん工房」を訪問|三河の“走る”移住生活 Vol.8

アロマの香りに包まれる「南三陸石けん工房」を訪問|三河の“走る”移住生活 Vol.8

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JR浦宿駅から歩いて20分弱の場所にある『きぼうのかね商店街』。ここには、東日本大震災で被害を受けた商店などが集まっています。黄色い看板が目立つので、道路からでもすぐに見つけられるでしょう。徒歩や自転車だけでなく、車で訪れることも可能です。看板には、現在こちらにある店舗の一覧が記載されていました。

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青果店や理容室、食堂、さらにはタクシー会社の事務所まで。実にさまざまな業種が集まっていることが分かります。地図もあるので、分からなくなったらこちらを確認。今回の目当ては『南三陸石けん工房』ですが、とりあえず敷地内を歩きまわってみました。

■商店街をゆったり散策

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飲み屋もあるようで、こちらは焼き鳥店。朝のためまだお店はやっていませんでしたが、外のテーブルで焼き鳥にビールなんて、気持ちよさそうです。

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女川町観光協会も、こちらにありました。

「女川に来たけど、どこへ行ってみようか」

と悩んだら、とりあえず『きぼうのかね商店街』を訪れれば良さそう。自動販売機に描かれているキャラクターは、ご当地ヒーローでしょうか?こちら以外でも、何度か見かけました。

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ちょうど開店準備をしていたのが青果店。ダンボールに入れられた果物は、どれも美味しそうです。

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歩いていると、敷地の奥に『希望の鐘』を発見しました!

何やら、木彫の像も置かれています。奥に説明書きがありましたので、ここでご紹介しておきましょう。

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もともとは女川駅にあったようです。奇跡的に残ったというこちらの鐘は、復興に向けた希望のシンボル。この鐘から、『きぼうのかね商店街』という名前が付けられたようです。

それでは、いよいよ『南三陸石けん工房』へ行ってみましょう!

■店に入るとアロマの香り

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入口の案内地図を便りに、『南三陸石けん工房』を発見しました。こちらは、“手づくり石鹸”を製造・販売しているお店です。案内を読んでみると、

「海藻やシルクなど地産の素材を使って手作り石けんを販売」

とあります。炭などはよく聞きますが、海藻やシルクと石けんは、あまり結びつきません。頭のなかにクエスチョンマークを浮かべつつ、期待に胸をふくらませて店内へ。

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店内に入ると、すぐアロマの香りにカラダ中を包まれたことに気付きます。私は香水などがあまり得意ではないのですが、それとは違った優しい香り。そして店内は白・ピンクを基調とした、なんとも女子力の高い空間となっています。

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よく見ると、テーブルの上にはたくさんの四角い物体が。

「消しゴム?それともチョコレート?」

何も知らずに入店すると、そんな風に思われる方もいるはず。何を隠そう、これこそが石けん!1つ1つは、手のひらサイズのキューブ型をしていました。

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驚くのは、その種類の豊富さ。説明にあった海藻(アカモク、わかめ)やシルクのほか、カカオやよもぎ、にんじんなど…。各素材が使われる他、イメージに合ったアロマが含まれているのだとか。

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こうして敷き詰めると、本当に石けんには見えません。これらは、すべて店内で手作りされています。そのため、タイミングによっては売り切れの品もあるそうです。この日はアカモクなどいくつかの売り切れ商品がありました。

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お店では、随時新しい商品も開発されています。

「気になる!」

という方は、ぜひFacebookページをチェックしてみてください。しかも「いいね!」しておけば、無料サンプルがもらえるそうですよ。買った以外の商品もサンプルで試せるので、これはお得ではないでしょうか。

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南三陸石けん工房』は、店内を見て回るだけでも楽しくなるお店です。もちろん販売されている石けんは、自分用からお土産用までオススメ!私も嫁に3種類買って帰りました。特に女性なら、とても喜ぶのではないでしょうか。

女川といえば“海の幸”がまず思い浮かびますが、そうした素材を活かした新たな商品も、また斬新で面白いですね。女川駅からも遠くありませんので、ぜひ訪れてみてください。優しいアロマの香りが迎え入れてくれますよ。

投稿者プロフィール

三河 賢文
三河 賢文
“走る”フリーライター。スポーツライターとしての活動を中心に、ビジネスやIT、子育てなど幅広い分野に活動されています。女川ではとにかくアクティブに町中をランニング&トレイルランをしつつ、各地の写真をきれいにまとめてくださっています。女川の山について深く知りたい方は、三河さんの記事をぜひチェックしてみてください。

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