初めまして！“走る”フリーライターの三河です。宮城県出身、東京都在住、趣味はマラソン。3月21日（月）、仙台駅から電車を乗り継いで…。天気に恵まれ、青空に包まれた女川駅へと到着しました！ここから、5日間の移住生活がスタートします。
「どんな出会いが待っているのか！？」
「どんな出来事を経験できるのか！？」
「どんな風に過ごせるのか！？」
とワクワクが止まりません。その気持ちは、駅に到着した瞬間にもっと高まりました。なぜなら…
なんと駅前に“足湯”が！！
温泉好きとしては、これだけで素敵な場所決定！大きなに持つを横に置き、もちろん温まってから移動しました。ちょっと風が強くて肌寒かったものの、足湯でポカポカです♪
■荷物を置いて、さっそく散策ランニング
女川到着後は、まず女川フューチャーセンター『Camass』でオリエンテーション！移住中の生活や女川という街のことなど、詳しく教えて頂きました。足湯に入っていたため、ちょっと遅れてごめんなさい…
さらに外へ出て、駅周辺の施設紹介も。女川駅、実は隠れた（？）展望スポットがあるんです。駅併設の温泉『ゆぽっぽ』の入口前に、よく見ると上階へと続く階段が。こちらを登ると、写真のように駅前を一望できます。
海まで一直線に続くプロムナードと、その途中にお店が建ち並ぶ『シーパルピア女川』。この日は三連休ということもあり、大勢の人々が見られました。海風が吹き、なんとも心地よい場所です。
オリエンテーション後は、滞在期間中に生活拠点となるシェアハウスへ。浦宿駅（女川から1駅）のすぐ近く。こちら、なんでも以前はかまぼこの生産・販売等を行う『高政』の寮だったのだとか。石油ストーブ、久しぶりに見ました。
「あとは、自由に女川を楽しんでください」
ということで、もちろん私はランニングへ。夕方だったので、1時間ちょっと周辺を走り回ってきました。
シェアハウスから再び女川駅へ。そして、仮設住宅の現状を見てきました。駅前こそキレイに整備されていますが、少し離れれば、まだまだ復興工事なども行われています。閉鎖されている道路もあり、仮設住宅には大勢の人々が。走り終える頃には日が沈み、辺りは真っ暗になりました。
走った後は、駅に併設された温泉へ！なんと開業1周年らしく、100円で入浴できました。
以前も温泉施設はあったのですが、震災によって営業できない状態に。しかし昨年に再び開業し、1年になるのだとか。地元の方から観光客まで多くの人々で賑わっていました。印象的だったのは、何よりも受付の方の笑顔です。
施設内はとても明るくキレイで、休憩スペースも完備。お風呂から上がって、談笑する姿もあります。こちらは、おそらく毎日利用することになりそう。駅に温泉なんて、とっても素敵ですね。
■女川の夜は…
温泉を出ると、すっかり夜になっていました。女川駅にも明かりが灯り、昼間とはまったく違う雰囲気を漂わせています。街灯があまり多くないので、ひときわ駅が目立つようです。ふと思い立ち、再び駅の展望スペースへ行ってみました。
プロムナードへ均一に設けられた街灯が、海へと続いていく様はなんとも幻想的です。明るい！というわけではない、なんだか温かみのある景色。女川そのものを表しているかのようです。
昼の賑わいから一変し、夜は静かな女川。同じ場所でも、こんなに違った顔を見せてくれることに驚きました。シェアハウスで休んでいようか…とも思ったのですが、ランニングに出掛けて大正解！です。一見するとお店なども閉まっているように見えますが、シーパルピア女川の店舗は夜まで営業中。焼肉店や居酒屋、Barなど、いろんな飲食店があります。温泉で温まって飲みに出かけるなんて、贅沢な夜を過ごすことも。ということで…
1日の終わりはクラフトビールで！シーパルピア女川内にある『ガル屋』にて、同じシェアハウスに滞在中の皆さんと。女川でクラフトビールが飲めるとは思いませんでした。走って、温泉に入って、ビールを飲む。私の女川生活は、いきなり大満足なスタートです。
金曜までどんな毎日が繰り広げられるのか！？ブログでもご報告しますので、お楽しみに♪
投稿者プロフィール
- “走る”フリーライター。スポーツライターとしての活動を中心に、ビジネスやIT、子育てなど幅広い分野に活動されています。女川ではとにかくアクティブに町中をランニング＆トレイルランをしつつ、各地の写真をきれいにまとめてくださっています。女川の山について深く知りたい方は、三河さんの記事をぜひチェックしてみてください。
