自分がここで、どんな役に立てるかな。
とりあえず寿司で宴会を賑やかすくらいはできるかな。という昨日でした。
京都に住んでいると、たまに北海道や東北出身の方が「いやー、京都の方がウチより全然寒いよー」とか言うので、てっきり京都は寒さが厳しい土地だと思って26年間生活してきました。
あれ、ゼッタイうそです。
うそうそゼッタイうそ!
寒すぎる!!
と、女川2日目の目覚め。朝5時に身の危険を感じて起きました。ソッコーでシェアハウス担当の白川さんに毛布の増量を申請。
計画された偶発的女川町一人旅をコンセプトに、とにかくいろんな人、事、となんでもやってみるリアルRPG。
では2日目、いってみましょー。
2日目 / 22日間
起きてまず、心配でたまらなかったのが、この旅をお伴してくれる車のバッテリー。昨日上がってたとこなので、かかるかどうか不安。
※内装は持ち主の方の趣味なので一切文句は言いましぇん。
ぐるるるるるる…ぶっすぅぅぅ〜
と、ギリギリイグニッション。よかった…。
車に乗りながら妻を思う。昨日これの修理してる写真をなんの説明も入れずにfacebookに上げたら
「バッテリー上がったと!?」
とメールが来て、妻のたくましさを感じました。山崎よりよっぽどアウトドアと機械ができるよなあ。
妻を思い出すと腹が減る。
腹減った!!はよ食いたい。すぐ検索。
「女川 海鮮丼 11:00」
はい到着。
はみ出し注意。
これも電通なんですかね、面白いから来ました。ニューこのり。早い時間からいっぱい。女川駅から車で5分。
はみ出すアナゴ天丼1500円。
うまかったです。
ブログ書いて…
トイレを掃除して…
タイヤをスタッドレスに履き替えて…
妻に服の追加応援を要請して…
今晩、同居人シンノスケ君と寿司屋をやることを思い出します。すると電話。
「山崎ごめん、今朝の漁で、魚獲れへんかった」
こういうのは、ホタテで慣れました。
ということで夕方やってる市場へ。
マリンパル女川。女川駅から車で10分。
山崎以外は中東の男性2人組と中国のカップル。お客さんも多様ですが、魚も多様。
夜は、女川の復興イベントを企画している人たちの、持ち寄り新年会でお寿司を頼まれたので、軽く仕入れることに。まぐろとタイを買いました。ウロコ取りを持ってきてなかったので、ウロコ取ってくださいと頼むとやってくれました。ありがたし。
まぐろは山崎の太ももの半分くらい、血合い付きで1400円。タイは少し大きめのもの1本2300円。税込。モノの感想は後ほど。写真撮れば良かった!!!m(_ _)m
会場は、役所の集会所でも使うのかなと思ってたら、ものすごくオシャレな宿泊施設でした。
「トレーラーハウス エルファロ」
被災後女川が抱えた、宿泊施設の課題。復興支援に来た人が、女川に泊まれない。そこで、基礎を持たずに建設できるトレーラーハウスという形で起業された、すごくコンセプチュアルな施設です。そしてオシャレ。1泊6000円くらいらしく、デートにもいいですねえ。詳しくはサイトご覧ください。
昨日ガル屋で会った人やガル屋のマスターも。女川の復興イベントを企画する、彼らいわく「女川の若手町内会」の皆さんで和気あいあい乾杯。
女川をはじめ、東北にはこうして、特殊なスキルがあったり、外向きのモチベーションが高かったり、何かしようというエネルギーを持った若い人がとても多いです。単純に、東北そのものに、エネルギーのある人たちが集まってる。そして田舎だけに密度が高い。みんな、復興うんぬんという動機だけでなく「ここ楽しいもん」って感じで、おもろい人同士がつながってる。
そして、まちがサラピン(まっさら)なので、彼らのアイデアが乗っかりやすく、それを実施する人材もいる。だからプロジェクト1つ1つが早い。でも人出が足りない。この2日間で、そんな印象を受けました。
んで、割と体育会系。
さて、白川姉さんと同居人シンノスケ君に手伝ってもらいつつ
寿司握りワークショップをちょいちょいやりつつ
割とご好評いただけました。
タイは食べたことのない甘みがあって、色も美しかったです。まぐろはよくわからないけど美味かったです。
芸は身を助ける。まずは寿司を通して、いろんな人に覚えてもらえたかな、と。ギターは何に使おうかなー。リアルRPG。どんどん計画的に偶発していこう。
後から気づいたのですが、シャリ硬かった…。炊飯器が変わると勝手も変わりますね。飲食の勉強もさせてもらいました。
今日は拠点のフューチャーセンターが休みなので、選挙と移動の疲れをとりつつ少しゆっくり過ごします…。のつもりが、洗濯機が大変なことになったので、とりあえず生活基盤を整える1日にすることに。夜はシンノスケと飲みに行きます。腹減った。天一食いたい。
んなまた明日〜。
投稿者プロフィール
- 飲食店経営者。京都で「日替わり店長の店 魔法にかかったロバ」という飲食店を運営されています。女川では「計画された偶発性」をテーマに、とにかくいろんな人に会い、面白そうなことを何でもやってみよう、というコンセプトのもと、ビール屋でお寿司を握ったり、バーで昼間にランチ営業をしたりと、女川町に新しい風を呼び込んでくれた方でした。
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